オンライン会議や“歌ってみた”録音にも最適
つばさも絶賛、お手頃価格でマイクの音質にこだわるならBlue「Yeti」が最適、ストリーマー目指す人も!
2020年09月25日 11時00分更新
複数のコンデンサーカプセル搭載で、様々な用途に使える万能マイクのYeti
Yetiは、独自開発の複数のコンデンサーカプセルを搭載しており、単一指向性モード、双方向モード、全方位モード、ステレオモードが使用できる。本体背面にあるダイヤルで直感的に変更が可能だ。
単一指向性は、マイクに向かって1人で話すオンライン会議や雑談放送、“歌ってみた”などに向いたモード。正面の音を拾うので、ほかのモードと比べてマウスのクリック音やキーボードのタイプ音が入りづらいのも特徴だ。
双方向モードは、対面インタビューのようにマイクを挟んで話すときに適したモード。2人で机を挟んでオンライン会議に参加するときや、ラジオのような放送をするときなどに役に立つ。
全方位モードは、周囲のサウンドを全方位から収音するモード。室内で複数人数でオンラインに参加するときや、歌ってみただけでなく、ピアノ演奏やバンドの収録をしたいときなどに便利。
ステレオモードは、リアルなステレオ音像をとらえることができるモード。バンドの収録ではなく、弾き語りなどのときにオススメとなる。加えて、マイクの中心から左右いずれかに音源をずらして設置することで、左右にシグナルを振ることも可能だ。
以上のように、マイクを使って収録するほとんどの条件を、複数のコンデンサーカプセルで実現しているのが魅力。オンライン会議だけでなく、友人とのゲームプレイ用、ストリーマーとしてトークや歌ってみた収録、ゲーム実況など、マイクを使って色々な作業がしたい人にオススメとなっている。
加えて、Yetiにはボリューム調整ダイヤル、ゲイン調整ダイヤル、ミュートボタンも用意されている。ちなみにゲインの調整を手元でできるのは、3モデルのなかでもYetiのみとなっている。
コンパクトサイズで設置しやすいYeti Nano
ビットレートはYetiより上!
Yeti Nanoは、Yetiと比べてひと回り小さく、狭めの机にも設置しやすいのが特徴。加えて、単一指向性と全方位モードへの対応となっているが、データの情報量を表すビットレートはYetiのほうが上なので、双方位とステレオモードはとくに使わないなど、用途を絞って使用する場合はコンパクトなYeti Nanoがオススメだ。
また、YetiとYeti Nanoにはヘッドフォン端子があり、自分の声を聴きながらボリュームを調整したり、収録したりすることが可能。自分の声が相手にどう伝わっているかは気になるところなので、それが確認できるのはうれしいポイントだ。
筐体には前面にボリューム調整ダイヤル兼ミュートボタンを、背面にモードを切り替えられるボタンを搭載。ゲインはBlue Sherpaコンパニオンアプリ内で調整可能だ。
1万円以下で音質をグッと上げられてオンライン会議などに最適!
Snowball iCEは、単一指向性のコンデンサーマイク。YetiやYeti Nanoとは形状がまったく異なり、三脚に球体が載っているようなデザインになっている。ほかの2機種よりぐっとリーズナブルな分、モードを切り替えたり、音量やミュート、ゲイン調整などができるダイヤルやボタンもついていないため、使用するオンライン会議や音声通話用のソフトウェア上で調整することになる。
しかし、ノートパソコンなどに内蔵されているマイクと比べると音声はぐっと上がるので、なるべく価格を抑えてオンライン会議のマイクの質を上げたいという人にはピッタリなモデルとなっている。