マカフィーは9月3日、MVISION Unified Cloud Edge(UCE)に実装されているセキュア アクセス サービス エッジ(SASE)の大幅な機能強化を発表した。
MVISION UCEは、サードパーティーである「Software-Defined Wide Area Networking(SD-WAN)」のソリューションとの統合を実現し、世界的な戦略的パートナーによるマネージドSASEの提供を可能とするプラットフォーム。
マカフィーが発表したクラウドの採用とリスクに関するレポート(在宅勤務編)によれば、リモートワークが推奨される環境下において、すべての業界でエンタープライズクラウドの利用が50%増加したという。
そうした状況は、多くの企業においてクラウドトランスフォーメーションの計画を加速させ、リモートユーザーや支店で「direct-to-cloud」モデルを活用するためのネットワークを再構築する推進力となっているとのこと。
今回マカフィーは、SASEソリューションの大手SD-WANベンダー6社との相互運用性を保証し、米Silver Peak Systemsおよび米Versa Networksとの提携を強化したとのこと。
これにより企業は、MVISION UCEにdirect-to-cloudネットワーク機能を統合することで、統一されたクラウドネイティブなサービスを受けられるようになるという。SASEフレームワークに沿って、高速かつ安全にウェブおよびクラウドにアクセスできるようになるとのこと。
また、サービスプロバイダーであるAtosとBTとの連携も引き続き推進。両社は、デジタルトランスフォーメーションの課題に取り組んでいる企業に、マカフィーの技術を活用したマネージドサービスを提供する。