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セキュリティーインシデント対応の体制構築を支援

マカフィー、「インシデントレスポンス演習」提供開始

2020年09月15日 14時00分更新

文● ASCII

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セキュリティーインシデント対応の体制構築を支援する「インシデントレスポンス演習」

 マカフィーは9月15日、セキュリティーインシデント対応の体制構築を支援する「インシデントレスポンス演習」の提供を開始した。本サービスにより、インシデント対応フローの課題点がより明確となり、インシデント対応能力の向上を図ることが可能としている。

 攻撃手法の多様化・高度化に伴い、企業が攻撃を完全に防ぐことが難しくなる中、インシデント対応能力の向上が多くの組織で喫緊の課題となっている。それに伴い、マカフィーでは、具体的にどのような体制を構築すべきかの相談を受ける機会が増加しているという。

期間はおよそ6週間(計画から振り返りまでの全工程を含めた期間)

 本サービスは、情報セキュリティーに関する総合的なコンサルティングサービスを提供するプロフェッショナルサービス部門の同社コンサルタントが、演習の計画から準備、実施および振り返りまでを支援。演習の目的や対象者、組織の成熟度(例:セキュリティー専担部署の有無)、対象者間の知識や経験の差に応じたオーダーメイドの演習のほか、これまでの実績を基に構成した定型演習の提供も可能だ。

 現場担当者向けの演習では、インシデントの発生を想定した技術的なトレーニングを実施する。また、現場責任者や経営層向けには、インシデント対応における意思決定やクライシスコミュニケーションに関する演習を通して、組織が一体となってインシデント対応に取り組む体制の整備を支援する。

 演習を通じてインシデント対応フローの課題点が明らかになった場合には、演習の結果や参加者からのフィードバックを加味してインシデント対応フローの更新を支援するなどの、最適化を図るプロセスの支援までカバーできるサービス設計としている。

 本サービスの価格は400万円から。期間はおよそ6週間(計画から振り返りまでの全工程を含めた期間)。

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