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b8taとシチズンRiiiver、ニューノーマル時代に「新しい常識」を作る力

2020年09月03日 08時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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JR山手線・有楽町駅から徒歩約3分の有楽町電気ビル1階に位置する「b8ta Tokyo – Yurakucho」

b8taで話題の製品が心ゆくまで体験できる

 b8taの有楽町店「b8ta Tokyo – Yurakucho」はJR山手線・有楽町駅から徒歩約3分の有楽町電気ビル1階にある。営業時間は午前11時から午後19時半まで。

 店舗に足を踏み入れると、デジタルガジェットからライフスタイルグッズ、コーヒーにコスメティクスまで多彩な製品が広々としたスペースに並んでいる。北川氏はオンラインの場合、ストアの製品やニュースのトピックスはユーザーの行動履歴をAIが学習した結果をレコメンデーションしてしまうため、興味の範囲外にある面白そうなものにユーザーが出会える機会を遠ざけてしまうと指摘する。そのためb8taではあえてワンフロアにカテゴリーの異なるアイテムを雑多に集めて、来客が面白いものと出会いやすいようにレイアウトに工夫を凝らしているそうだ。

 店内には製品を丁寧にガイドしてくれる「ベータテスター」と呼ばれるスタッフが常駐する。触れたり、体験できるアイテムについては、ベータテスターがデモンストレーションも交えながら魅力と使い方を紹介する。

 一部アイテムについてはb8taの店舗で購入してすぐに持ち帰ることもできるが、一方ではシチズンのEco-Drive Riiiverのように展示だけを行う製品もある。展示限定の製品についてはオフライン・オンラインの購入先へ誘導する。

 b8taの接客は「販売を主目的としていない」ことが、ショップの大切なポリシーのひとつなのだと北川氏が強調する。b8taに足を運ぶとスタッフが強く製品の購入を勧めてくることがないので、展示製品を納得できるまで体験しながら深く知ることができる。だから結果的に購買欲を一段とそそられて、財布のひもが緩んでしまうこともあり得るかもしれない。

b8taの来客の店内での行動はストアごとにデータ化され、店舗の体験価値や売り場の品質向上を目的に活用されるほか、出品企業にもマーケティングデータとして共有される

 b8taの店内には来客の年齢・性別など属性を計測するためのデモグラフィックカメラと、行動を可視化したヒートマップの作成を目的としたAIカメラが設置されている。来客のプロフィールやトラフィックはストアごとにデータ化され、店舗の体験価値や売り場の品質向上を目的に活用されるほか、出品企業にもマーケティングデータとして共有される。

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