このページの本文へ

最新Core i9-10850K&GeForce RTX 2070 SUPERの大型ビデオカードも搭載

小型でオシャレなクリエイティブ向き! Fractal Design×Sycomのコラボモデルの中身とは

2020年09月29日 19時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ASCII

提供: サイコム

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

新しいモデルだけに、まずは外観からチェック

 「Z490FD-Mini」が採用しているケースは、Fractal Designの「Era ITX Silver」。名前の通りMini-ITX用のコンパクトなPCケースだが、内部の空間の使い方が絶妙で、最大全長295mmまでの高性能な大型ビデオカードも搭載できるのが特長となる。

 フロントパネル、そしてサイドパネルのどちらも厚手のアルミ板を採用し、高級感ある梨地と曲面を取り入れた形状で、いい意味でPCらしくないデザインだ。

フロント、サイドのどちらも滑らかな曲面をもつ。また、斜めにラインが出るよう曲げられているのが、美しいアクセントに

 面白いのが、天板がウッドパネルになっていること。PCケースで木を取り入れているのは珍しく、少し変わったPCが欲しいと考えている人にピッタリだ。

木目が優しい雰囲気のウッドパネルを装備。周囲の隙間が、排気口を兼ねている

 なお、このウッドパネルはデザイン優先のもので、天面にある吸排気口の大部分をふさいでしまっているのも事実。そのため、デザインよりも通気性を重視したい人のために、メッシュパネルも用意されている。

天板は磁石で貼り付けるタイプになっているので、ウッドパネルからメッシュパネルへの変更は簡単だ

 このウッドパネルとメッシュパネルとで、どのくらい温度が変わるのかといった部分は、後ほど検証していこう。

 インターフェースは背面だけでなくフロントパネルにもあり、USB×3(うちType-Cが1つ)が利用可能。USBメモリーやゲームパッドといった機器も簡単に着脱できる。なお、光学ドライブは内蔵していない。必要な場合は、BTOで外付けドライブを購入可能だ。

 うれしいのが、デスクトップPCでありながらWi-Fiを標準装備していること。しかも高速なWi-Fi 6であるため、最大2.4Gbpsという速度で接続できる。さらに、有線LANも2.5Gbpsと高速なものが採用されているので、ネットワーク速度に不満を感じている人に朗報だ。

専用アンテナが付属。アンテナケーブルは長めなので、電波の受信しやすい場所にアンテナを置けるのが◎

 ちなみに付属のアンテナは、底面に磁石を内蔵。机や棚などに固定できるため、電波を受信しやすい場所に動かせるのがありがたい。本体に固定する場合、天板にくっつけることもできた。

Wi-Fiのアンテナを天板にのせると、ロボットの“ツノ”っぽさがあって面白い

カテゴリートップへ