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最新Core i9-10850K&GeForce RTX 2070 SUPERの大型ビデオカードも搭載

小型でオシャレなクリエイティブ向き! Fractal Design×Sycomのコラボモデルの中身とは

2020年09月29日 19時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ASCII

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ぎっしりとパーツが詰まったケース内部
スペースを有効活用する工夫が随所に

 続いてケースの内部を見ていこう。「Z490FD-Mini」は高性能CPUを安定して冷やせるよう、240mmの水冷クーラーが採用されている。この小さなケースのどこに大きなラジエーターを搭載しているのか疑問だったが、ケース天面に取り付けられていた。

ケース内部はパーツが所狭しと詰まっている。水冷でなければ、熱の逃げ場がないところだ

 水冷クーラーはチューブやラジエーターが場所をとるため、小型ケースでは採用しづらいのだが、240mmと大きなラジエーターもしっかり搭載できるあたり、Era ITX Silverの設計が優れていると感心させられる。

 とはいえ、ケース内を見る限りはエアフローはあまり考えられていないように思われ、少々息苦しく感じるのも事実だ。また、上部のウッドパネルで排気口が半分ふさがれた状態になっているのも気になるところ。このあたり、CPU温度がどう変化するのか、後ほど検証しよう。

さすがに窮屈感はあるが、それでも240mmラジエーターの水冷クーラーが搭載できるのはすごい

 ビデオカードはGeForce RTX 2070 SUPER。こちらも大型のボードだが、本体下部に無理なく収まっている。冷却できるのか少々心配になるが、底面近くのスリットが吸気口になっており、冷たい外気がビデオカードへと直接吸い込まれる設計になっていた。こちらも、後ほど何度まで上昇するのかチェックしてみたい。

 特殊なのが、電源の位置。小型ケースということもあり、電源も小さなSFX規格のものが採用されているのだが、延長ケーブルを使ってケース前面近くに配置されているのだ。

 これはケースの高さを抑えつつ、CPUクーラー周辺のスペースを大きくするための工夫。電源がCPU上部に配置されていれば幅が厚くなるし、上部、もしくは下部に配置されていれば、高さがあと10cmは大きくなってしまっていただろう。

 現状でもかなりの詰め込み感があるが、実は、このCPUクーラーの手前にさらにドライブベイが搭載されている。

1枚板のドライブベイを装着可能。3.5インチHDDや2.5インチSSDなど、SATA接続のドライブが搭載できる

 撮影の都合で外してしまっていたが、このドライブベイには3.5インチドライブが1台、もしくは、2.5インチドライブを2台装着可能。空きスペースを極限まで活用しようという、執念にも思える設計に驚かされた。

 最後に、マザーボード背面からの様子も紹介しておこう。電源ユニットとパーツが近いこともあり、さすがに裏配線はほとんどなかった。

マザーボードの裏側となる、逆側面はこんな様子。ケーブルでぐちゃぐちゃになっておらず、すっきりしていた

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