8Kディスプレーと
PCI Express Gen4に対応
ディスプレー周りで言えば、同時4画面出力に加え、最大で8Kまでのディスプレーに対応することになった。
またカメラなどの入力をハンドリングするISPは、新しくIPU6という名称に切り替わり、4K90fpsのサポートや最大42MPixelのイメージセンサーへの対応がうたわれている。
ただこれらがサポートされるのは将来のバージョンであり、現段階では4K30fpsの動画サポートと27MPixelのイメージセンサーへの対応に留まる。
このあたり、カメラ市場を本格的に奪いに行っているスマートフォン向けのSoCの方がスペック的にはやや上であり、これを追いかける格好ではあるのだが、さすがにPCのカメラで日常スナップを撮影する可能性はあまり高くないわけで、むしろZoomなどのビデオ会議に向けてのニーズであればこれで十分ということだろう。
I/O周りで言えば、やっとPCI Express Gen4に対応した。もっともこのスライドで言及しているのはPCHとの接続(PCIe x4)の話で、外部PCIeが何レーンあるのかは不明である。
PCIe Gen4は1レーンあたり2GB/sなので、PCH接続のx4なら8レーンとなる。CPUからPCHまでのレイテンシーが100ns未満とするが、これがなんのレイテンシーなのかは不明(アプリケーションからドライバー経由でPCHデバイスを叩くまで100ns未満だとすればすごいのだが)
もっともTiger Lakeの場合、外部接続はThunderbolt 4およびUSB 4でカバーするのが筋であり、こちらのサポートを充実させているのが特徴である。またディスクリートグラフィックスを搭載する場合に備えて、DP-inポートを追加したとしている。
電力管理系ではFIVR(Fully Integrated Voltage Regulator)の効率をさらに引き上げたほか、省電力モードへの退避/復帰の高速化や専用回路の追加、周波数/電圧制御をファブリックやメモリーコントローラーにも対応させるなど、細かく省電力性を引き上げたとしている。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第894回
PC
AMD「Ryzen AI Embedded X100」のリアルタイムAI制御が、Jetsonの弱点であるCPU性能を突く -
第893回
PC
インテル製GPU「Crescent Island」の正体、容量480GBメモリーでエージェント型AIとKVキャッシュ問題に挑む -
第892回
PC
Hot Chipsで明かされた「Wildcat Lake」の全貌 Foverosを捨てMCPを選んだインテルの舞台裏 -
第891回
PC
謎多き次世代Xeon「Diamond Rapids」を解剖、3D Meshの進化と新命令セットAPXがもたらす変革 -
第890回
PC
Samsung「SF2P」の全貌! GAA最大の弱点であるPMOS性能低下を克服し、TSMC追撃へ準備万端 -
第889回
PC
なぜ巨大チップは歪んで壊れるのか? SK HynixのHBM4「MR-MUF」とTSMCのCoWoS-Lを襲う熱膨張の罠 -
第888回
PC
NVIDIA Rubin Ultra開発中止の真相! 180層CoWoS-Lの歪曲トラブルと、急造ラックNVL576に透ける苦肉の策 -
第887回
PC
AIなしではもはや限界 TSMCが明かすメモリー開発にAIが不可欠となった現実 -
第886回
PC
CFETの足を引っ張るPMOSを救え! imecが提案する新絶縁層と、あえて精度を緩める「Notch Alignment」の妙手 -
第885回
PC
TSMCも次世代「CFET」の全貌を披露! Forksheetスキップの背景と、世界最小6T SRAM実証で見えた2030年への布石 -
第884回
PC
Samsungが次世代CFETの試作に成功! IBMの10万ドル方式に対抗する、量産重視な「一括形成プロセス」のリアリティ - この連載の一覧へ














