見てください、Ryzen 9で組んだオレのTwitter用PC【ビルド編】
2020年08月19日 12時00分更新
文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII
事故はほら起きるよ
今回のハイライト:CPUのアイドル温度が65度で高いなぁと思っていたらこのザマである。干渉のことばかり考えていたので、CPUクーラー受熱部の保護シールを剥がすのをすっかり忘れていた模様
CPUクーラーへのファン取り付けが狭くて何度か呪詛を漏らしたあと、ようやく高い変態性の証であるドーターカードの取り付けにかかる。下の写真でもわかるがギリギリだ。
幸い、ファンホルダーは円形ベースであるため、運良く干渉はしていないが、よくあるスクエア形状のファンでも際どく取り付けできそうだ。もっともすっかり簡易水冷が主流のご時世なので、あまり重要な情報ではないだろう。
この隙間の無さ。少し膨らんでいるのは、両面実装なM.2ボードのことをあまり考えていない設計で、しっかりネジを締めるとM.2ストレージ本体が曲がったから。ネジを変更したらOKになるかもだが、それはまたいずれ
ドーターカード本体。両面にM.2スロットがあり、大型ヒートシンクも付いてくる
この向きの面がCPU直結になる。裏側のスロットがチップセットに接続されている
輝く東芝製コントローラー!
さらにビデオカードを取り付けた状態。イイ感じのミッシリ具合だ
ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER MINIの外観はこんな感じ
CPUクーラーしか見えない!
でもアイドル時はわずか35度前後!
というわけで完成したRyzen 9 3950X搭載マシン。小型なケースながらそこはかとない強引に押し込んだ感があり、ZALMAN製CPUクーラーの理不尽なくらいの占有率も最高だ。もっとフロント側に伸ばして、ワイヤーで吊らないとマザーボードが歪むくらいのド変態CPUクーラーを期待したくなる。下の写真を見てもわかるように、フロント部に隙間ができており、なんだか寂しい。
CPUクーラーが微妙に傾いているのだが、たぶん何度か取り付けテストをした際に加重をかけたためと思われる。それにしてもマザーボードが見えない
PCIe 8pinが微妙に固かったため、追加で購入したSilverStoneの延長ケーブル
雑な裏側がこちら
ケース内のプレート(赤いヤツ)でケーブルを隠せるため、パッと見が綺麗。にしても、全長300mmくらいのビデオカードにして、その上になにか載せたい
H210は高さ165mmまでのCPUクーラーに対応するが、全高165mmのCPUクーラーを取り付けてもわずかに隙間が生じている
完成したら、次は運用に耐えるかのテストだ。ざっくりテストでは室温25度下において、CPU温度はアイドル35度前後、Cinebench R20時に67度と良好な結果となっている。次回はベンチマークや、ストレージのテストなどに触れていく。
べかべか光るビデオカードにしたら、真面目に撮影してもいいかもしれない