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中小企業のテレワーク導入率は36% 3月比で23%上昇、デルが調査結果を発表

2020年07月29日 15時00分更新

文● ASCII

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 デルEMCジャパンは7月29日、7月に全国の中小企業(従業員数1〜99人)の経営者および従業員1072人を対象に実施したテレワークに関する調査結果を発表した。調査地域は全国。調査方法はインターネットリサーチ。調査時期は7月3日~7月7日。

 デル テクノロジーズでは、働き方改革の推進の一環としてテレワークの普及が進むなか、3月に中小企業におけるテレワークの利用動向を調査。その後、外出自粛期間を経て、どのような状況になっているかを探るため、改めて中小企業におけるテレワークの導入・利用状況に関する調査を実施したとしている。

 勤務先でテレワークを導入しているか聞くと、「導入している」は36%。今年3月に実施した調査では、導入していると答えたのは13%だったのに対し、23%上昇している。「導入していないし、検討もしていない」との回答も前回調査では73%だったのに対し、今回は47.2%。テレワーク導入への意向が拡大している様子がうかがえる。

 テレワーク導入後、どのようなIT関連機器に投資したか上位3つを聞くと、「パソコンの手配(19.7%)」「ネットワークやセキュリティーの再設計/構築(19.2%)」、「サーバーやストレージ環境の更新/統合(16.3%)」の順になった。

 また、勤務先でのIT活用に関する関心度合いについて聞くと、もっとも関心が高かったのは「データのバックアップ/災害対策などBCP(事業継続性)対策」。「とても関心がある(22.4%)」と「まあまあ関心がある(45.8%)」をあわせて68.2%だった。

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