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Windows情報局ななふぉ出張所 第202回

お金を包む文化圏:

メルペイに送金機能、他社との違いは「気持ち」

2020年07月17日 09時00分更新

文● 山口健太 編集● ASCII

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 7月13日、メルペイが新機能として「送金」を発表しました。最近のスマホ決済アプリで、送金ができる機能は珍しくないものの、メルペイはお金だけでなく「気持ち」を一緒に送れることを、特徴に打ち出してきました。

■巣ごもり需要で成長するメルカリ

 フリマアプリの代名詞でもある「メルカリ」は、月間ユーザー数が1650万人、流通総額は年間4902億円と順調な伸びを示しています。コロナ禍ではマスクの転売が社会問題になったものの、巣ごもり需要を受けて株価は2倍以上に高騰しています。

メルカリの事業環境。フリマアプリとして順調に成長している

 メルカリが運営するスマホ決済「メルペイ」は、メルカリで物を売ったときに得られる売上金を決済に使えるのが特徴です。お金はチャージすることもできますが、メルカリの売上は「臨時収入」と感じる人が多く、消費に回りやすい傾向にあるといいます。

 筆者もここ数ヵ月、自宅で過ごす時間が長いこともあり、長く放置していた不要品をメルカリで処分。メルペイはQRコード決済に加えて「iD」にも対応しているため使い勝手が良く、生活費の節約に役立っています。

 このメルペイに新機能として加わったのが「送金」です。送金の機能は珍しいものではなく、割り勘などに他のアプリを活用している人も多いはずです。メルペイが違うのは、「メッセージカード」を添えることでお金と一緒に「気持ち」を送れる点にあります。

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