noco、ナレッジ共有ツール「toaster team」提供開始
外部コンテンツの埋め込みにも対応
nocoは7月14日、業務マニュアルや手順書などのナレッジを作成・共有でき、公開しているナレッジのタスク管理までワンストップで可能なチームコラボレーションツール「toaster team(トースターチーム)」正式版の提供を開始した。
toaster teamは、社内の業務マニュアルや手順書などのナレッジを作成・共有できるクラウドサービス。PCやタブレット、スマホで利用できる。順番ごとに業務プロセスを書き出すテンプレートに従い、テキストや画像・動画を用いてブログのように入力するだけでマニュアルや手順書が作成できる。また、作成したナレッジはボタン一つで社内へ共有ができるため、業務の可視化と再現性につながるとしている。
また、アップロードした画像にテキスト図形を自由に追加できる画像編集機能を内蔵しているため、別途グラフィックツールを用意して画像の編集作業やデータをインポートする手間が不要とうたう。さらに「Googleドキュメント」や「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」「Googleフォーム「Googleマップ」「YouTube」など、さまざまなツールで作成したコンテンツをドキュメント内に埋め込み表示できるため、テキストや画像・動画・ファイル・外部コンテンツを分け隔てなくデータ活用できる。
新人研修や未経験者へのトレーニングなどの場面においても、toaster teamに搭載したタスク機能を利用することで、公開している業務マニュアルや手順書をワンクリックでチェックリスト化し、進捗管理や理解度チェックに活用できるという。
また、メンバーの選択や締切日などのスケジュール設定など、詳細なタスク管理に対応するほか、従業員ごとのタスク進捗の可視化やタスク完了までの時間計測もできる。さらに、締め切り前後にはタスクの完了を促す通知が自動送信されるため、管理の手間や時間をかけずにタスクマネジメントができるとしている。
利用料金は、1ユーザーあたり月額0円で利用できる無料プランと、月額800円(1チーム登録11名以上の場合)の有料プランが用意されている。初期費用は無料。
同社は今後、チームが管理する情報領域の拡大とともに、SlackやMicrosoft Teamなどのチャットツールと連携する予定としている。