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約150gの小型版も登場

新型コロナ禍の医療現場でも一役担ったクラウド連携カメラ「セーフィー」とは?

2020年07月01日 20時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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人と人の接触が制限される新型コロナの時代で、新たなニーズが生まれた。

離れた場所から患者の様子を確認するために活用

 新型コロナウイルスの感染拡大においても、同社のクラウドカメラが活用された例もあり、船内感染が発生したダイヤモンド・プリンセス号の重症患者を受け入れた聖マリアンナ医科大学病院では、セーフィーのクラウドカメラを活用して、急遽設置したICU内の患者の容態の確認や、バイタルチェックを行うといったことに使用されたという。

聖マリアンナ医科大学病院の事例

 セーフィーの佐渡島隆平社長は、「クラウドカメラは、撮影した映像をクラウドに保存し、スマホやウェブからも簡単に映像を見ることができる。カメラのファームウェアのアップデートによって、様々なアプリケーションを展開でき、クラウドを通じたAIの活用も可能になる」とし、「セーフィーが評価されている点は、家から街まで幅広い場所で利用できる製品を提供してるいこと、プラットフォームとして展開していることから、様々な企業のサービスと連携できる点にある。新型コロナウイルスの影響で新たなニーズも生まれている。遠隔で作業をしたいというニーズが高まるなかで、クラウドカメラも活用範囲が広がっている。映像から未来を創っていきたい」としている。

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