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シチズン チタニウム技術50周年「SATELLITE WAVE GPS F950」世界限定550本

2020年06月10日 16時30分更新

文● ASCII

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 シチズン時計は6月10日、世界で初めてチタニウムを採用した腕時計の発売50周年を記念して、シチズンのチタニウム加⼯の技術を集結したとうたう、チタニウム技術50周年記念モデル「SATELLITE WAVE(サテライト ウエーブ)GPS F950」を発表。発売は2020年冬を予定。限定数量は世界限定550本。価格は55万円。

 チタニウムは軽く、錆びにくい⾦属として、1960年代にはアポロ計画の宇宙船に使⽤される素材として注⽬を集めたという。⾦属アレルギーを起こしにくい特性もあり、シチズンは新世代の腕時計を実現するのにふさわしい素材としていち早く着⽬し、1970年に世界初のチタニウムウオッチ「X-8 クロノメーター」を発売した。

 今回発売する新モデルは、2014年発売の「サテライト ウエーブ F100」、2015年の発売「サテライト ウエーブ GPS F900」のデザインコンセプト「宇宙」を継承。シチズン独⾃のチタニウム加⼯技術を駆使し、さらなるチタニウムの進化を表現したという。

 ケース素材およびバンド素材はスーパーチタニウム(デュラテクトDLC/デュラテクトサクラピンク)。ガラスはサファイアガラス(99%クラリティ・コーティング)。ケース径は47.5mmで、厚みは14.7mm(設計値)。フル充電時には約5年可動(パワーセーブ作動時)し、光発電エコ・ドライブや10気圧防⽔に対応する。

 シチズンが改良を重ねたエコ・ドライブGPS衛星電波時計で、最上位機種のムーブメントを搭載。時刻情報のみの受信では、GPS衛星電波を世界最速レベルの最短3秒で受信する性能を持つ。高速ツインコイルモーターによる針の動きも速く、正回転、逆回転ともに1時間分(分針一周360度/分)の針を動かすのにかかる時間は、わずか1秒足らず。受信から修正完了までをストレスなくスピーディーに実施するという。

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