ファーウェイモバイルPC、HUAWEI MateBook X Pro NEW ロードテスト 第1回
3:2で約13.9型のディスプレーが高い作業効率を生む!
ハイエンドモバイル、ファーウェイ「HUAWEI MateBook X Pro NEW」の魅力に迫る
2020年06月05日 11時00分更新
ファーウェイから、ハイエンドなモバイルPC「HUAWEI MateBook X Pro NEW」が発表された。2018年に登場したモデルを刷新。最新のインテル第10世代Core i7を搭載し、GPUにGeForce MX250を採用。それでいて極薄デザインかつ大画面で、パワフルさとモバイル性を兼ね備えたモデルとなっている。
今回から短期連載として、HUAWEI MateBook X Pro NEWの機能や特徴を紹介するとともに、使い勝手や基本性能のチェックなど、本製品の魅力を探っていきたい。
極薄デザインに大画面、そしてモバイル性と高い処理性能
究極系のモバイルPC「MateBook X Pro」
新型コロナウイルス問題の影響により、国内でもテレワークが一気に普及しているが、それにともないモバイルPCの注目度がさらに高まっている。モバイルPCと一口に言ってもさまざまなタイプがあり、サイズや重量、バッテリーの持ち、デザイン性、処理性能、価格など、選ぶポイントはいくつもある。そのなかで、自分に必要な要素、外せない要素を選び、いかに満足の行く製品に出会えるかが重要となってくる。
HUAWEI MateBook X Pro NEWは、洗練されたデザインと高い処理能力、A4サイズ並のボディーに約13.9型という大画面を備えた、パワフルで作業効率を上げてくれる使い勝手の良さが魅力の製品と言える。
まず注目したいのがディスプレーである。本製品はフットプリントが約304(W)×217(D)mmと、A4サイズより一回り大きい程度でありながら、約13.9型という大画面ディスプレーを搭載。左右と上部は実測で約5.1mmという狭額縁で実現したこのサイズは、画面占有率91%と、感覚的にはほぼ全面ディスプレーのような印象だ。
しかも画面の縦横比は3:2というのがポイントである。10年以上前にテレビ放送がデジタル化し、ノートPCも次々と16:9の縦横比を採用した。しかし、そうした横長の画面は映像を見るにはピッタリだが、仕事用のドキュメントファイルを開いたり、写真を編集したりとなると、意外と高さが足りなくなり、かえって作業しづらく感じてしまう場面が少なくない。本機は画面の縦横比を3:2とすることで、縦方向に余裕をもたせ、作業しやすい環境を提供するという狙いだろう。
画面解像度は3000×2000ドットと高精細(260ppi)で、sRGB色域を100%カバー。450nitsの高輝度と1500:1のコントラスト比で発色がよく、写真の表示や編集作業にも適している。さらにタッチ操作に対応しているが、本機は指紋がつきにくい加工が施されているのか、タッチ操作をしても指紋だらけで見にくくなる心配はない。
デザイン面を見ていくと、最厚部で14.6mm、最薄部で4.9mmと、とにかく薄い。メタルユニボディーとエッジのダイヤモンドカットでシャープなイメージも相まって、プレミアム感がある。筐体色はスペースグレーが採用されている。
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