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ファーウェイモバイルPC、HUAWEI MateBook X Pro NEW ロードテスト 第2回

処理性能の高さ、スマホとの組み合わせで高い生産性を生み出す!

ファーウェイ「HUAWEI MateBook X Pro NEW」のベンチ結果やスマホ連携を見る

2020年06月12日 11時00分更新

文● 飯島範久、ASCII 編集● ASCII

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 発売されたばかりのファーウェイのプレミアムモバイル「HUAWEI MateBook X Pro NEW」。第10世代Coreシリーズを搭載するなど、以前のモデルと比べて、性能がアップされている。前回のロードテストではスペックを詳しく見てきたが、今回は性能面の詳しいチェックと本機ならではの機能と言えるスマホ連携についてレポートしたい。

同じファーウェイ製スマホとの連携機能も魅力的な「HUAWEI MateBook X Pro NEW」の性能を今回詳しく見ていく

第10世代Core「Comet Lake」や
外付けGPU「GeForce MX250」によって生み出される高い実力

 本モデルでやはり気になるのは、最新の第10世代インテルCore i7-10510U(1.8GHz、最大4.9GHz 4コア/8スレッド)とNVIDIA GeForce MX250との組み合わせによる性能だろう。Core i7-10510Uは開発コード「Comet Lake」でも知られ、従来の第8世代Core i7-8565U(開発コードは「Whisky Lake」)と同じ14nmプロセスで製造されており、4コア/8スレッドも同じ。一方で最大クロックが4.6GHzから4.9GHzにアップし、パッケージサイズも小さくなっている。

第10世代Coreシリーズを搭載。なお、写真は英語キーボードだが、発売されるモデルは日本語キーボードになる

 また従来モデルで採用していたグラフィックスGeForce MX150からGeForce MX250へ変更。こちらも基本的な構成は変わっていないものの、動作周波数はベース、ブーストともに少し向上している。なお、HUAWEI MateBook X Pro NEWにはCore i5-10210U(1.6GHz、最大4.2GHz)搭載モデルも用意されており、こちらのグラフィックはCPU内蔵の「Intel UHD Graphics 620」となっている。

GPU-Zによるグラフィックスの情報

 早速、定番ベンチマークテストを走らせてみた。まずは、CPUの性能を見る「Cinebench R20」から。シングルコアとマルチコアの両方を計測している。

「Cinebench R20」による結果

 結果は、マルチコアが1292pts、シングルコアが406ptsというもの。使っていても重いと感じることはないので、ビジネスアプリでもネットのブラウジングでも快適だ。

 続いて、アプリの性能を測る「PCMark 10」を実行した。

「PCMark 10」の結果

 結果は、スコアが3779でレンダリング系アプリのスコアがやや厳しいもいのの、アプリスコアは1万1063と高い。クリエイティブ系のアプリのように高度に負荷のかかる作業でなければ、問題なく快適に使えるだろう。

 グラフィックスの性能を見る「3DMark」も実行してみた。

「3DMark」の結果。内蔵GPUとGeForce MX 250とで比較

 結果はDirectX 12の「Time Spy」が963、DirectX 11の「Fire Strike」が2502だった。CPU内蔵のグラフィックだとTime Spyは430、Fire Strikeで1085なので、GeForce MX 250の搭載によって2~2.5倍程度の数字に引き上げられている。これなら、3Dゴリゴリ系のゲームは無理にしても、軽めのものであれば十分にこなせるはず。本機はゲーミングマシンではないので、これぐらいの性能が出れば十分だろう。

 ちなみに、前回ベンチマークテストをやってもファンの音がほとんど聞こえないと記したが、それはCPUテストの「Cinebench R20」のときで、「PCMark 10」や「3DMark」といったグラフィックスにも高い負荷がかかるアプリだと、さすがに回転が高速になった。ただ、それほど気になる音でもなく、作業の妨げにはならないはず。底面やキーボードの一部が熱をもつが、ベンチマークテストによる負荷は限界に近いものなので、それほど気にする必要はない。

 3DMarkの結果から、比較的軽い系の3Dゲームなら楽しめそうだと予想し、「ドラゴンクエストX」のベンチマークテストも実行した。結果は、フルHDで最高品質の設定だとスコアは10103。1280×720の解像度だと15518だった。いずれも評価は「すごく快適」なので、フルHDの最高品質でも存分に楽しめるはずだ。

 ストレージの性能は「CrystalDiskMark 7.0.0」で計測した。搭載されているのは、PCIe接続のSSDで容量は1TB。シーケンシャルリードは3420MB/秒、シーケンシャルライトが3018MB/秒という数字で最速クラスの結果だ。実際にファイル操作やアプリの起動も快適で、ストレスを感じることはない。

「CrystalDiskMark 7.0.0」での結果。PCIe 3.0接続としては最速レベル

 また、バッテリー性能もチェックしてみた。本製品は薄型筐体にもかかわらず、56Whという大容量バッテリーを搭載している。駆動時間はJEITA2.0基準で約14.9時間。画面の解像度が3000×2000ドットであることを考えると、かなりの長時間だ。

 実際にローカルドライブに置いたフルHDの動画をループ再生し続けて、どれぐらい駆動するのかテストしてみた。ディスプレイの明るさは10%で使用したアプリは「VLC」。フル画面表示にして計測している。

 結果は約9時間53分と十分な駆動時間が得られた。3000×2000ドットの液晶を駆動させるだけでもかなりバッテリーを消耗するので10時間近く使えるのであれば、1日作業していても充電せずに使えるだろう。明るさが10%というのは、ずいぶん暗いように思われるかもしれないが、実際には蛍光灯下でもはっきりとキレイに見えるレベル。室内で使うなら高くしても20~30%で十分だ。

 ネットを見たり動画を見たりという普段の生活でも使ってみたが、バッテリーがみるみる減っていって心配になるということは皆無だった。バッテリー残量とのにらめっこはモバイルPCあるあるなので外で使っていても安心感がある。また、充電がUSB Type-C経由でできるので、必ず付属のACアダプターが必要というわけではないのもうれしい点だ。

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