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懐かしさと作る面白さが同時に味わえる

驚きの再現度! プラモ版PlayStationとセガサターンを制作、鑑賞、実機比較してみた

2020年05月04日 15時00分更新

文● 市川 ●編集 ASCII

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BANDAI SPIRITSから「BEST HIT CHRONICLE 2/5 “PlayStation”(SCPH-1000)」と「BEST HIT CHRONICLE 2/5 セガサターン(HST-3200)」が販売。プラモデル制作から鑑賞、実機比較までやってみた

 3月28日、BANDAI SPIRITSから「BEST HIT CHRONICLE 2/5 “PlayStation”(SCPH-1000)」(以下、プラモデル版PlayStation)と「BEST HIT CHRONICLE 2/5 セガサターン(HST-3200)」(以下、プラモデル版セガサターン)が販売された。「BEST HIT BEST HIT CHRONICLE」とは、歴史的大ヒット製品を令和の技術でプラモデル化するというプロジェクトで、今回販売されたプラモデル版PlayStationとセガサターンは記念すべき第1弾の製品である。価格はいずれも2750円。

 PlayStationとセガサターンは、我が少年時代においてかけがえのないアイテムだった。前者は初めて買ってもらったゲーム機で、後者は友達の家で遊ばせてもらったゲーム機。あの当時を振り返ると懐かしさが心の奥底から込み上げてきて、「あの頃はよかったなぁ……」と、感慨深い気持ちになれる。

 あれから数十年が経ち、PlayStationとセガサターンのプラモデルが販売されるというニュースを耳にした。「あの頃の思い出を自らの手で形にできる。これは絶対買わねばなるまい」と、私は即座に予約購入。せっかくだからプラモデル版の再現度をチェックしてみたいと思い、実物のPlayStationとセガサターンもあわせて購入した。新年初の大人買いである。

 私は、休日を使ってプラモデル版のPlayStationとセガサターンを制作した。本記事では、開封、制作、鑑賞、実機比較までの過程をお届けする。

懐かしのゲーム機がプラモデルに!
プラモデル初心者も安心して制作できるのがグッド!

(左から)プラモデル版PlayStationと、プラモデル版セガサターンの箱

プラモデル版PlayStationの中身

プラモデル版セガサターンの中身

 まずは、プラモデル版PlayStationとセガサターンを開封。本体を形作るパーツと、本体に彩りを与えるシールが入っていた。パーツはそれほど多くなく、説明書どおりに組み立てていけばすんなり完成へとこぎつけそうだ。

説明書どおりにパーツを組み立てていく。パーツもそこまで多くないので、説明書の指示に従って制作すれば問題ないだろう

ニッパーを使ってパーツの一部を慎重に切っていく

 プラモデル版PlayStationとセガサターンの組み立てを開始した。プラモデル用のニッパーを使ってパーツを切り取り、説明書の指示どおりにひとつひとつ組み立てていく。シールの貼り付けは手先の器用さが求められるので、ピンセットも用意しておくといい。

 どちらも工程は一緒で、①本体(上部、下部、内部)、②コントローラー、③そのほか付属品の順に組み立てていけば、懐かしきPlayStationとセガサターンが完成するというわけだ。

プラモデル版PlayStationの内部基板

プラモデル版セガサターンの内部基板

 本体内部基板も忠実に再現されているが、開封時は無塗装の状態であった。より本物に近づけたい場合は塗装する必要がある。使用する色については各説明書に記載されてあるので、購入時にチェックしてみるといいだろう。

 プラモデル版PlayStationとセガサターンは、いずれも30分~1時間程度で完成した。そこまで複雑な要求はないため、気軽にプラモデル制作ができる点も魅力的。プラモデル初心者の入門としておススメしたいぐらいだ。

 次のページでは、完成したプラモデル版PlayStationとセガサターンのクオリティーを紹介しよう。

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