新型コロナウイルスへの感染を避けるため、病院に行かなくてもスマホから医師に相談ができるオンライン医療相談の仕組みに注目が集まっています。
LINEヘルスケアによるオンライン医療相談サービス「LINEヘルスケア」は2月からサービスのベータ版を無償提供中。医師とチャットで相談できる「いますぐ相談」、メッセージで詳しく相談できる「あとから回答」が使えます。
メドピア子会社、Mediaplatのオンライン医療相談サービス「first call」も3月11日から実施してきた無料相談期間を4月30日まで延長しました。
2社は経済産業省からの委託を受けて健康相談事業を提供してきました。
自治体が独自に住民向けのオンライン医療相談を始める動きも出てきています。
千葉県いすみ市では2月27日から、市内の小児科・内科と連携した住民向けのオンライン医療相談を実施中。相談料金として2000円がかかりますが、保険センターで申請すると全額助成されるため実質無料で利用できます。
奈良県三宅町でも3月から、住民向けのオンライン医療相談サービスを提供中。Kids Publicのサービス「小児科オンライン」「産婦人科オンライン」を使って、スマホから産婦人科医・助産師・小児科医に相談できます。
新入園・新入学シーズンの4月は子どもの不調が出やすい季節。新型コロナウイルス感染に関する相談だけでなく、自宅にいながら不安が解消できるオンライン医療相談は親のストレス軽減にもつながりそうです。