Apotheker氏がCEOに就任
Hurd氏は解任後Oracleの共同社長に
Hurd氏退任後、暫定CEOとしてCFOを務めていたCathie Lesjak氏が任命され、9月30日には当時SAPのCEOを務めていたLeo Apotheker氏を社長兼CEOとして招聘した。
画像の出典は、2010年の年次報告
会長職には再び外部のRaymond J. Lane氏(ベンチャーキャピタルのKleiner Perkins Caufield & ByersのManaging Partner)を、非業務執行取締役会会長として選んだ。Lane氏はその後、CEOがMeg Whitman氏に代わった後も会長職を続けたが、HPが英国のAutonomy Corporation PLCを買収するにあたっての騒ぎの結果、会長職から降りている。
ちなみにHurd氏は解任翌月の2010年9月にOracleの共同社長に就任している。もともとOracle創業者兼CEOだったLarry Elison氏とHurd氏は仲が良く、Hurd氏解任の時にElison氏は抗議のメールをNY Timesに送っている。
そのメールによれば、利益を出しているCEOを更迭するのは株主に対する利益相反になるとした上で、「HPの取締役会の決定は、以前Appleの取締役会がSteve Jobsを追放した時以来のひどいものだ」だったそうで、Oracle入りはある意味順当だったと言える。
話をHPに戻すと、CEO/会長が決まって一段落した2011年1月に、取締役会のメンバーを大幅に入れ替えている。
これは、Hurd氏の在任中の動向(*)を外部の独立した調査機関に委託する方向を固めるために、前からいた取締役だと調査に参加できないこと、それとある意味旧Hurd時代の責任を間接的に取らされた形になる。
10人の社外取締役のうち4人が解任され、新たに5人が選任された。この5人に新会長のLane氏と新CEOのApotheker氏が加わって、13人での体制となった形だ。
(*) 在任中の動向には、不正な経費支出も含まれる。最初にやり玉に挙がったのは、2007年にFisher氏を採用するにあたり、2度もHurd氏が面接に赴いていることと、Fisher氏を招いてのイベント&食事に2万ドルほど支出したことだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第886回
PC
CFETの足を引っ張るPMOSを救え! imecが提案する新絶縁層と、あえて精度を緩める「Notch Alignment」の妙手 -
第885回
PC
TSMCも次世代「CFET」の全貌を披露! Forksheetスキップの背景と、世界最小6T SRAM実証で見えた2030年への布石 -
第884回
PC
Samsungが次世代CFETの試作に成功! IBMの10万ドル方式に対抗する、量産重視な「一括形成プロセス」のリアリティ -
第883回
PC
TSMCのA16プロセスの詳細が判明! 性能向上の主因はトランジスタではなく裏面電源供給(SPR)にあり? -
第882回
PC
IBMが0.7nmチップの製造に成功! 変態的CFET構造NanoStackの凄みと、あまりに高すぎる製造コストの壁 -
第881回
PC
同一周波数で消費電力18%削減! 進化した「Intel 18A-P」はどこが変わったのか? -
第880回
PC
次世代NVLinkの布石か? TSMCの光電融合技術「COUPE」がもたらすAIサーバーの光接続 -
第879回
PC
なぜAIには「光」が必要なのか? NVIDIAが解説するスケールアップネットワークの低遅延・省電力化戦略 -
第878回
PC
もはや銅配線は限界? 3200Gイーサネット実現に立ちはだかる200GT/秒の壁 -
第877回
PC
「不良品ゼロ」と「水冷NG」の狭間で。ルネサスが明かした車載チップレットSoCのリアル -
第876回
PC
このままではメモリーが燃える! HBM4/5世代に向けた電力供給の限界と、Samsungが示すパッケージ協調設計の解 - この連載の一覧へ











