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今リーグでは珍しくキャラクターBANルールを採用

「ストリートファイターリーグ Pro-JP」グランドファイナルでMAGO SCARLETが優勝!

2019年12月05日 00時01分更新

文● 長尾太陽 ●編集 市川/ASCII

MAGO SCARLETvsNEMO AURORA!
激闘を繰り広げたグランドファイナル!!

 グランドファイナルは1位通過のMAGO SCARLETと、セミファイナルを勝ち上がってきたNEMO AURORAの対戦となった。BANされたキャラクターは、お互いの予想通りといったところ。

MAGO SCARLETとNEMO AURORAによるグランドファイナルが開幕

互いのチームの予想が反映されたBANフェーズ

 1戦目はMAGO SCARLETのユージ選手と、NEMO AURORA側はセミファイナル同様のキチパーム選手。キチパーム選手は1戦目からメインキャラをBANされている中でサブキャラのアビゲイルを使っていい動きを見せていたので、この試合も同じ動きを見せると思われていた。対して、ユージ選手は歴史あるキャラクターの春麗を使用して試合へと臨んだ。

1戦目はMAGO SCARLETのユージ選手と、NEMO AURORAのキチパーム選手

 結果としてはユージ選手がキチパーム選手を一切寄せ付けず、あわやパーフェクトゲームといったラウンドもあり1本も落とさずに初戦を勝利した。

2戦目はまちゃぼー選手と竹内ジョン選手

 1戦目で勢いづいたMAGO SCARLET。2戦目はまちゃぼー選手と竹内ジョン選手の対決。まちゃぼー選手は豪鬼を使用し、竹内ジョン選手は引き続きラシードを使用しての対決となった。

 セミファイナルでの竹内ジョン選手はラシードの技を巧みに使い、余裕の勝利を掴んでいた。その中でサブキャラクターながら完成度の高いまちゃぼー選手の豪鬼とどのような試合を見せるかというところに注目していたが、まちゃぼー選手の豪鬼がユージ選手からの勢いをそのままに一瞬で試合を終わらせた。

試合を見守る選手たち

 大将戦はセオリー通りのリーダー対決となった。マゴ選手がキャミー、ネモ選手が変わらずユリアンを使用。試合は1戦目2戦目の勢いをそのままに1マッチをマゴ選手が先制する展開となった。意地があるネモ選手も1ラウンド取り返すが、健闘むなしくマゴ選手が押し切りこの勝利で4ー0でMAGO SCARLETが1周目を終えた。

 2周目の1戦目では、NEMO AURORAは今まで中堅を担ってきた竹内ジョン選手を起用。対してMAGO SCARLET側はまちゃぼー選手を起用したことで、1周目の中堅戦と同じ対決カードとなった。

2周目の1戦目は竹内ジョン選手とまちゃぽー選手。1周目の中堅戦と同じ対決カードとなった

 1周目と打って変わって竹内ジョン選手が空中戦を巧みに使って終始ゲームを掌握し、2周目でチームにとって初めての勝利を勝ち取った。

 こちらも1周目は一方的になったが、キチパーム選手がユージ選手の春麗に対して、隙をみて攻撃を入れるというパターンをつかみ1本をとることに成功した。そのままキチパーム選手が押し切るかと思われたが、ユージ選手がひたすらに安定感のあるプレーを見せつけ勝利した。

ユージ選手とキチパーム選手の対戦

 中堅戦が終了時点で5-1でMAGO SCARLETが優勢で迎えた大将戦は再びのリーダー対決となった。1本先にとったのはネモ選手だったが、その後衝撃的な早さでマゴ選手が1本を取り返した。しかし、大将として負けられないネモ選手は奇跡ともいえる美しいコンボを決めきって大将戦に勝利した。

再び大将戦

 結果として2周目終了時点で5-3でMAGO SCARLETが優勢なのは変わらないが、それでも流れはNEMO AURORA側にあるといっても過言でもない状況で運命の3周目へと繋がった。

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