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光で発電するエコ・ドライブだから「ケーブル充電」不要

11月28日発売 シチズン新スマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」を試した

2019年11月28日 08時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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サブダイヤルの機能針を見ると、充電量がわかる。この場合、充電量は100%より少ない

エコ・ドライブでケーブル充電要らず

 スマートウォッチながら、ケーブルやアダプターを使って充電する必要がないのも、Eco-Drive Riiiverの特徴のひとつ。光で発電する仕組み「エコ・ドライブ」を搭載しているので、腕に装着し文字盤に日光や室内のライトがあたれば、光発電セルを経由して随時充電してくれる。

 満充電の状態ならスマートフォンとの接続機能を使う場合は7ヵ月、接続機能を使わなければ1年間の使用が可能。充電量の確認はサブダイヤルで対応。ケース右下のボタンを繰り返し押すと、充電量表示のモードになり、サブダイヤルの機能針が真下を指しているときが100%。真上を指しているときは0%となっている。

スマホアプリで発電量をチェック

日にち、週、月単位の発電効率をチェックできる

 またスマートフォンとの連携時に使用する公式アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」では、発電量を確認できる。サブダイヤルの充電量があまり増えない場合は、公式アプリから発電量を細かくチェックして、どういった状態のときに効率良く発電できているかを確認し、参考にできる。

 充電は晴天時の屋外での日光がもっとも効率が良く、通常動く状態を1日保つのに6分ほど光を当てればオーケー。充電残量がなくなって停止している状態からでも、25時間で充電完了となる。そのため、腕につけた状態で文字盤が袖などで隠れない状態にしていれば、基本的には充電量は気にする必要はない。

オリジナルの機能をカスタマイズして搭載

 「Eco-Drive Riiiver」がほかのスマートウォッチと違う一番のポイントは、利用できる機能をユーザー自身がカスタマイズして搭載できること。「Eco-Drive Riiiver」は、独自IoTプラットフォーム「Riiiver(リィイバー)」を採用しており、スマートフォンの通知を受けたりといった機能ではなく、Eco-Drive Riiiverからアクションを起こして、メールを送信したり、IoT機器をコントロールするといった「持ち運べるスマートボタン」といった性格が強い。

 Eco-Drive Riiiverのバンド調整などが終わったら、スマートフォンと接続し基本機能を利用するための公式アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」と、新しい「iiidea」を作るための公式アプリ「Riiiver」をダウンロードし、スマートフォンとペアリングを実施する。

●Eco-Drive Riiiverとスマートフォンを使うために必要なアプリは2種

スマートフォンと接続し基本機能を利用するための公式アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」(iOS) ※画像をクリックするとApple App Storeに移動します

新しい「iiidea」を作るための公式アプリ「Riiiver」 ※画像をクリックするとApple App Storeに移動します

スマートフォンと接続し基本機能を利用するための公式アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」(Android) ※画像をクリックするとGoogle Play Storeに移動します

新しい「iiidea」を作るための公式アプリ「Riiiver」 ※画像をクリックするとGoogle Play Storeに移動します

 なお詳しい設定方法などは、Eco-Drive Riiiverの使い方を、参考にしてほしい。

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