●排除の動きをとるのはわずか4ヵ国程度
日本では、ソフトバンクがファーウェイが手がける5G用基地局の導入を見送った。また、一時期はキャリアがスマホの導入を発表したにも関わらず、発売を延期。それに倣う形でMVNOなども発売を先延ばしにしたことがあった。
世界的に見ると、ファーウェイの製品を排除しようという動きをとるのは、アメリカ、日本、オーストラリア、ベトナムの4ヵ国程度しかないという。
すでに5Gサービス開始に向けて、基地局を積極的に導入している国も多い。
キャリア幹部によれば「ファーウェイの技術は他社に比べて一歩も二歩も先をいっている。しかも、コストパフォーマンスもいい」という。
安価にネットワークを構築できるとあって、世界中から引き合いがあるのだろう。だからこそ、世間的には逆風が吹いているように見えるが、しっかりと前年よりも稼ぐことができたのだろう。
この連載の記事
-
第219回
トピックス
「ドコモ銀行」どう実現? 住信SBIネット銀買収の観測も -
第218回
トピックス
みずほ、楽天に助け船 ドコモは三菱UFJとタッグの可能性も -
第218回
トピックス
なぜグーグル「Pixel」はカメラが横並びなのか -
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 -
第216回
トピックス
総務省の“アップルつぶし”か スマホ下取り価格規制 -
第215回
トピックス
クアルコム、経済圏拡大に“邪魔者” アームとの対立深まる -
第214回
トピックス
ドコモよりauとソフトバンクの体感品質が上がっている事実 -
第213回
トピックス
総務省がソフトバンクを刺しに来た? もう割引規制なんて撤廃すべきだ -
第212回
トピックス
「折りたたみスマホ」いまだに低調 欲しいと思える「何か」が足りない -
第211回
トピックス
KDDIローソン、狙いは“学生” 「無料ギガ」と「吊るし」でアピール -
第210回
iPhone
アップル「iPhone 16」シリーズ、オススメはこの2つ - この連載の一覧へ