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HTCの最新VRヘッドセット「VIVE Cosmos」のパフォーマンスを各GPUで徹底検証!

2019年11月18日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集● ジサトラハッチ/ASCII

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現行GeForce&Radeonで比較する

 では今回の検証環境を紹介しよう。ベースになっている基本的なシステムはVIVE ProのAMD編レビューをそのまま継承している。

 要となるビデオカードは、GeForce RTX 2080Tiを筆頭に、RTX 2070 SUPER、RTX 2060(それぞれFounders Editon)、これに対応するRadeon系はRX 5700XTとVega 56とした。こうすればRTX 2070 SUPERとRX 5700XTが、RTX 2060とVega 56が性能的に近い配置になる。RTX 2080Tiについては現在最速のGPUという観点からチェックしたい。Radeon VIIは流通量の少なさからオミットした。同様の理由でVega 56もオミットしたかったが、現時点でRX 5700シリーズの下のモデル(RX 5600か?)が出ていないので、旧世代のVega 56を用意した。

 ドライバーは検証時点での最新バージョン、すなわちGeForceは441.08、RadeonはAdrenalin 19.10.2を使用している。

検証環境
CPU AMD Ryzen 7 3800X(8コア/16スレッド、最大4.5GHz)
マザーボード GIGABYTE「X570 AORUS MASTER」(AMD X570)
メモリー G.Skill「F4-3200C16D-16GTZRX」(CPU定格で運用、8GB×2)
ビデオカード GeForce RTX 2080Ti Founders Edition、GeForce RTX 2070 SUPER Founders Edition、GeForce RTX 2060 Founders Edition、Radeon RX 5700XTリファレンスカード、Radeon RX Vega 56リファレンスカード
ストレージ GIGABYTE「GP-ASM2NE6200TTTD」(NVMe M.2、2TB SSD)
電源ユニット Corsair「H110i」
CPUクーラー CoolerMaster「MasterBox CM694 TG」
OS Windows10 Pro 64bit版(May 2019 Update)

 使用するVRゲームについてはこれまでのチョイスを大幅に変更した。一番の理由はVIVE Cosmosではコントローラーが大幅に変更になったことで、プレイできるゲームがかなり限られてしまった。「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」がこれに相当する。また、解像度の影響を受けなかった「Space Junkies」、CPUが決定的なボトルネックになってしまう「Project Cars 2」も除外した。

基本的な描画パフォーマンスを確認する

 では検証を始める前に、今回準備したビデオカードの非VR環境における描画パフォーマンスを見ておきたい。GPUフレームタイムはGPUのパワーと基本的にリンクするので、GPUの素の描画性能を知っておいて損はない。

 そこで今回は定番「3DMark」をテストする。テストはシンプルに“Fire Strike”と“Time Spy”の2本とした。

「3DMark」のスコアー

 前述の通り、RX 5700XTとRTX 2070 SUPERがほぼ同格、Vega 56とRTX 2060がほぼ同格であることが示された。そしてRTX 2080Tiは、他の4枚に比べ抜きん出たパフォーマンスを出している。これらの序列を頭に入れつつ、VIVE Cosmosにおけるパフォーマンスをチェックしよう。

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