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肉食系グルメアーティストkazukazuの肉と米と絶妙マリアージュ! 第18回

深夜もオーケー

黒毛和牛で満たされる!西麻布で肉料理が絶品の薪窯イタリアン

2019年10月31日 17時30分更新

文● kazukazu 撮影●kazukazu 編集●ASCII.jp編集部

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極上のハンバーグ

 こんミンチは!肉食系グルメアーティストのkazukazuです。お米を片手にがっつりとお肉メニューを紹介する「肉食系グルメアーティストkazukazuの肉と米と絶妙マリアージュ!」。

 連載18回目は、2018年5月にオープンした西麻布交差点近くにお店を構える隠れ家的イタリアン「FORNO(フォルノ)」さんに肉撃です。

西麻布のイタリアン「FORNO(フォルノ)」

 「FORNO」とはイタリア語で“窯”という意味。同店では、その名の通りの薪窯で焼き上げた料理をいただくことできます。

薪窯がある店内で絶品肉料理が堪能できる

 食材は、鳥取県秀峰大山山麓でストレスなく育てられた黒毛和牛をはじめ、大山の新鮮野菜や境港の魚介類など鳥取県産食材をふんだんに使用しており、まさに“とっとり&薪焼き”を存分に楽しむことができるお店となっているのです。

 「こりゃ楽しみ!」というわけでワクワクしながら訪れてみました。

薪焼き効果を存分に活かした極厚黒毛和牛ステーキ!

 まずは、「大山Gビール ピルスナー」で喉を潤します。

「大山Gビール ピルスナー」(税抜1000円)

 鳥取県「くめざくら大山ブルワリー」が手掛ける爽快な香味のクラフトビール。

 これからいただく薪焼き料理のために胃袋をウォームアップしておかないと!

 ビールをたしなんでいると、火入れ前のお肉と野菜を持ってきてくれました。

鳥取県が誇るブランド牛「鳥取和牛オレイン55」

 この日の黒毛和牛は「鳥取和牛オレイン55」!

 牛肉の口どけの良さに関係していると言われる“オレイン酸”を脂肪中に55%以上含む、鳥取県が誇るブランド牛です。

 部位はシンシン。サシの入り方が美しいです。

 これは楽しみだぁー!

 恋い焦がれる気持ちで待つこと十数分。

「薪焼きステーキ(シンシン)150g」(100g/税抜4000円)

 ついに、焼きあがりました!

 「薪焼きステーキ(シンシン)」です。150g。

 どどーん!

 薪焼きの特徴は何といってもお肉と火との距離が近い事。遠赤外線効果の炭火と異なり、水分を多く含んだ生木を使うので熾火かつ強火でもふっくらとみずみずしく焼き上げることができるのです。

「Love Red(ラブレッド)」グラス(税抜1500円)

 すかさず赤ワインも注文!

 それではいただきまーす!

 カットしてみると美しいロゼカラーの断面がお目見え!

 粒生胡椒と一緒に舌の上にのせると、表面はこんがりとクリスピーでありながらも内側はしっとりととろけるような食感!

 オレイン酸を55%以上を含んでいるだけに、まろやかな脂とともにお肉本来の旨味と甘味が口の中いっぱいに広がります! あわせて、黒粒生胡椒が良いアクセントになっています。

 “オレイン55×薪焼き”! こりゃ、最高の組み合わせだー!

 赤ワインがぐびぐびすすみます。

「グリーンサラダ はちみつと白バルサミコドレッシング(税抜1000円)」

 グラナ・パダーノチーズがたっぷりとかかる「グリーンサラダ はちみつと白バルサミコドレッシング」と一緒にいただけば、相性よろしく一瞬で胃袋の中へ。

 もっと食わせろー!

こだわりの黒毛和牛100%ハンバーグ!

 薪焼きステーキの余韻を楽しんでいるところに続いてやってきたのが、

「黒毛和牛ハンバーグ~黒にんにくとバルサミコソース~」(税抜3000円)

 「黒毛和牛ハンバーグ」です。黒にんにくとバルサミコソース仕立て。肉厚のたまねぎが添えられています。

 その日ごとに出る黒毛和牛の端材を粗挽きと手切りにして成形し、表面をカリカリにして旨味を閉じ込めた黒毛和牛100%のハンバーグ。そこに、フォンドボー、黒にんにく、バルサミコを合わせたソースをたっぷりとかけ、半熟ぷるぷるの目玉焼きをあわせた極上の一皿。

 見ているだけでヨダレがあふれてくるようなビジュアルです。

 それでは、いただきバーグ!

 ナイフ入刀!

 ぱかっ! でろりぃ~ん! とあふれ出す卵黄の滝!

 サクッとフォークを刺して口の中に入れると、粗挽き&手切りによる黒毛和牛本来の力強い旨味と肉感! そこに、甘味・酸味・パンチの効いたダークブラウンソースが絡みます! さらに卵黄のコクがあわさることで、お口の中で奏でられるめまぐるしい旨味のハーモニー!

 こりゃ、たまらーん!

ここで終わらずにまだまだ続くマリアージュ!

 ここで欲しくなるのはお米! 私、kazukazuは、ハンバーグとお米のマリアージュを至上としています。

 ですが、同店のメニューにはライスがないそうで。なんと!

 お米マリアージュできないのか~、と思ったら、ライスはないけれど、〆の裏メニューとして「カレー」があるとのこと。

 なので、急遽注文。

「特製ビーフカレー(ハーフ)」(税抜1000円)

 特製ビーフカレーです。ハーフサイズの用意がありました。なお、この日はたまたまカレーだったけど、日によってはボロネーゼの場合もあるそうです。

 ちなみにライス部分は“白米”ではなく、「焼きチーズリゾット」。お米なのでOKです!

 そこからのぉ~

 必殺! リゾットマリアージュ発動!

 思わず笑みがあふれ出ちゃうビジュアル。

 〆メニューなのであっさりとさせながらも牛の脂にスパイスと炒めたたまねぎを合わせた旨味たっぷりのカレーにカリカリの焼きチーズリゾット!

 そこに先ほどの「黒毛和牛ハンバーグ」があわさることで至極のハーモニー!

 ……思考を停止しながら一気にいただいてしまいました。おいしかったー!

深夜に肉欲(!)を満たせる隠れ家

 とにもかくにもお肉を食べたいという欲満たされまくりでした!

 「FORNO」さんは西麻布という場所柄もあって、深夜24時までと遅くまで営業しています!

 カウンターに陣取れば、目の前で燃え盛る薪の火を眺めながらお料理を楽しむことができるアリーナ席となっています。

 店内は薄暗く隠れ家的な雰囲気というのもあってデートや記念日に利用するのにばっちり! 気になる人と行けば素敵な夜になること間違いなしですよ。

 でもまぁ、ボクみたいな独り身でも深夜の突然の肉欲を満たすのにももってこいなんですけどね……。

 さ、寂しくなんかないですよ。だってお肉はボクを裏切らないですから!

 それではまた次回、Let’s MEAT again!



<店舗情報>
「FORNO」
住所:東京都港区西麻布4-11-25 3F
営業時間:17時~24時(ラストオーダー23時30分)
定休日:日曜
公式サイト:http://www.forno.tokyo/


kazukazu

「一日一バーグ」をモットーに年間400バーグ以上を食す日本一ハンバーグを食べ歩くハンバーグブロガー。日本ミンチ協会ハンバーグ王子。であると同時に様々な肉グルメを追い求めて全国を駆け巡る肉食系グルメアーティストとしても活躍。今の肉グルメ界において欠かすことのできない「肉人」のひとりでもある。

・ブログ:ハンバーグブロガーkazukazuの鉄の胃袋
・Twitter:@daizunokimochi
・Instagram:@kazukazu_hamburg

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