網膜に映像投影するRETISSA Display IIが予約開始
QDレーザは10月15日、網膜投影式アイウェアデバイス「RETISSA Display II」の受注予約を開始した。予約はアスキーストア限定。出荷予定は、2020年2月末。
RETISSA Display IIは、微弱なレーザー光で網膜上をスキャンして直接映像を投影する「VISIRIUM Technology(ビジリウムテクノロジー)」を採用した単眼用アイウェア。
ピント調節機能の影響を受けにくく、眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正手段を用いずに投影した画像や映像を見ることが可能。また、視野に映像が重なるため、背景と投影映像のピントずれがないAR(拡張現実)体験もできるとのこと。
付属するコントローラーボックスのHDMI端子にスマホなどを接続して、映画などのコンテンツをフォーカスフリーの画像で楽しめる。また、イヤフォンやヘッドフォンを接続することでステレオ音声再生が可能。バッテリーは内蔵のため、AC電源のない屋外での使用もできる。
充電時間は待機時が約3.8時間、稼働時が約7.6時間。駆動時間は最大約3.3時間。電源入力はmicroUSB、映像入力はHDMI。出力端子はUSB Type-A。そのほか3.5mmステレオミニジャックを装備する。サイズ/重さは、アイウェアが幅65×奥行83.5×高さ20mm/約40g(ケーブルを除く)。コントローラーボックスが幅74×奥行150×高さ29.25mm/約260g。