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Whiskey Lake-UとPCle対応のM.2 SSDを採用

税別7万円台からで13時間以上駆動する13型ノートPCの性能をチェック (2/3)

2019年09月27日 09時00分更新

文● 山口優、編集●阿部/ASCII

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普段使いでは幅広いシーンで活躍
標準品質なら重めのゲームも遊べる

 次にPCの総合的なパフォーマンスを見るため、PCMark 8を実行してみたところ、下図のようにスコアが3999となった。また、PCMark 10では、3982というスコアになった。

PCMark 8 HOME ACCELERATEDの結果

PCMark 10の結果

 PCMark 10のスコアの詳細を見ると、PCの基本性能を示す「Essentials」が8582、表計算やワープロなどのビジネス系アプリの処理性能を測る「Productivity」が6635、クリエイティブ系の性能を示す「Digital Content Creation」が3011となっている。ウェブやメール、ビジネス文書作成、写真編集など、幅広いシーンで活躍しそうだ。

GPUは、統合型グラフィックスのインテル UHD グラフィックス 620が搭載されている

 次に、3DMarkも実行してみた。ゲーミングノートやミドルレンジPC向けのテスト「Sky Diver」では4617という結果。同じインテル UHD グラフィックス 620を搭載したCore i5-8265Uよりも少し高めのスコアが出ている。日常的な作業なら十分すぎるほどのパフォーマンスで、ゲームでも軽めのソフトならそこそこ快適にプレイできそうだ。

3DMarkのSky Diverでは4617というスコアになった

3DMarkスコア
Time Spy 468
Fire Strike 1174
Sky Diver 4617
Cloud Gate 8828

 そこでゲーム系のベンチマークもいくつか試してみた。まずドラゴンクエストX ベンチマークソフトは次のとおり。ドラゴンクエストX程度の負荷なら、フルHDの最高品質でも快適に遊べる結果になった。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフトの結果

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
低品質 1920×1080ドット 7833 とても快適
標準品質 1920×1080ドット 6479 快適
最高品質 1920×1080ドット 5218 快適

 続いて「FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」と「FINAL FANTASY XIV: 漆黒の反逆者(ヴィランズ)」も試してみた。

FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果

FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 スコア
解像度 品質 スコア 評価
1920×1080ドット 標準品質(ノートPC) 3894 快適
1920×1080ドット 高品質(ノートPC) 2467 普通
1920×1080ドット 最高品質 1761 設定変更を推奨

本機のFINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズの結果

FINAL FANTASY XIV: 漆黒の反逆者(ヴィランズ)
解像度 品質 スコア 評価
1920×1080 標準品質(ノートPC) 2509 やや快適
1920×1080 高品質(ノートPC) 1748 設定変更を推奨
1920×1080 最高品質 1194 設定変更が必要

 FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズのようにある程度重いゲームも、標準品質ならそれなりに楽しめそうだ。

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