日常生活とデジタル習慣のバランスを探る
世界規模の報告書によると、「子どものデジタルやテクノロジー機器の使用について、84%の親が懸念事項のトップとして上げている」という数字があるそうだ。
実際、日本でも子どもたちとスマートフォンの関わり方については話題に上るが、「はたして大人たちは、お手本となるようなテクノロジー製品との正しい関係を送れているだろうか」と、グーグルのDigital Wellbeing プロダクトマネージャー Rose La Prairie氏は話した。
Common Sense Mediaによる、#DeviceFreeDinner をテーマにした動画。家族での食事中、子どもたちのスマホはバスケットの中なのに……
彼女はある休日、子どもに「どうしてスマホばかり見ているの?」と言われて、ハッとしたそうだ。
メールやメッセージ、SNSなどのさまざまな通知が、人々にストレスをもたらしているという調査結果もあるという。「通知を見逃したらどうしよう」「メッセージを受信したら、すぐに返信しなければいけない」という不安と、常に連絡が取れる状態でいることが、まるで社会的義務のように感じてしまう人が多いという。
「テクノロジーは、家族の生活にどのような影響を与えますか?」と問いかけたグーグル制作の動画