ASCII Power Review 第35回
プロカメラマン岡田が製品を実地で試してみた評価は!?
ソニー α7RIV 実機レビュー = 6100万画素&2億4000万画素の威力だけではなかった!!
2019年08月29日 11時00分更新
2013年に登場した初代「α7R」は、それから約2年ごとにモデルチェンジを繰り返し、今回で4代目となるのが「α7RⅣ」でる。フルサイズ機では最高解像度となる有効6100万画素の撮像素子を搭載したことで話題だが、それ以外にもどのような進化したのかチェックしてみたい。
実機を手にしてびっくり
グリップデザイン変更の威力
「α7R」シリーズのボディーは初代から2代目になる際に、デザインを変更し、手ブレ補正を搭載した。3代目ではマルチコントローラーやディアルスロット、大容量バッテリーの採用など、代を重ねるごとに大幅の改良が見られたが、4代目となる「α7RⅣ」ではデザインやボタン類の配置など、見たところは前モデルから大きな変化がないように思う。
しかし手にしてみると、その印象はがらりと変わる。まず感じるのがグリップのホールド感がよくなったこと。
前モデルまでは手の大きい人では握ったときに小指がグリップからはみ出てしまうという指摘があったが、グリップに奥行きを持たせ、さらに人差し指を添える窪みを深くすることで、すべての指がフィットするようになった。このおかげで手の大きさに関係なく格段に握りやすくなっている。
操作性も機能も細かく改良され
完成形になったのである

この連載の記事
- 第275回 16インチの2in1で「CoreUltra 7 255H」搭載なのに1.3kg台を実現=「LG gram Pro 2in1」実機レビュー
- 第274回 インテル新CPU「CoreUltra 200H」搭載で16コアなのに17時間駆動=「ASUS Zenbook 14 OLED」実機レビュー
- 第273回 世界最軽量で富士通初のCopilot+PC「FMV Note U」実機レビュー=実測「817.5g」しかありませんでした!!
- 第272回 クラシックカメラなデザインの最新鋭ミラーレスカメラ「OM-3」実機レビュー
- 第271回 自動認識AFも連写も画質も最強だった=ソニー「α1Ⅱ」実機レビュー
- 第270回 インテルの最新AI CPU「CoreUltra2」搭載モバイルノートPC「Swift 14 AI」実機レビュー
- 第269回 14万円で買えるニコンの最新ミラーレスカメラ「Z50Ⅱ」実写レビュー
- 第268回 インテル最新AI CPU「CoreUltra2」搭載で超軽量なのにバッテリーは15時間持ち=「MousePro G4」実機レビュー
- 第267回 18インチになる世界初の2階建て2画面ノートPC「GPD DUO」実機レビュー
- 第266回 ついに発売!! キヤノンの最上位ミラーレスカメラ「EOS R1」徹底実写レビュー
- この連載の一覧へ