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名盤を再発見

ワーナー盤のハイレゾCDがついに登場、その音を聴いてみた

2019年08月13日 16時00分更新

文● ASCII

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 8月7日に、ユニバーサルに続き、ワーナーからも“ハイレゾCD”のリリースが始まった。「ハイレゾCD 名盤コレクション」として、全29タイトルを限定生産する企画だ。価格は2800円(税抜)から。

 ハイレゾCDについては、アスキーでも何度か記事にしている。少し変わった仕様の音楽CDで、普通のCDプレーヤーで再生すると、44.1kHz/16bitの“CD音源”。MQA対応DACに通すと、最大352.4kHz/24bitの“ハイレゾ音源”として認識される。MQA-CDとも呼ばれるが、ハイレゾCDの場合、記録してあるデータだけでなく、物理メディアも「UHQCD」というピットの形状が整い、ドライブ内での乱反射が少ないディスクを採用している。

MQA-CDとUHQCDの組み合わせがハイレゾCDだ。

原産地表記が明記されている

 ユニバーサルのハイレゾCDでは、アナログマスターを一度DSD化し、これを352.4kHz/24bitのPCMに変換したうえでMQA化していた。ワーナーの場合は、アルバムごとに、素性が異なるマスターを使い、最終的なフォーマットも44.1kHz/24bit、88.2kHz/24bit、176.4kHz/24bitのどれかになる(96kHzや192kHzのマスターが88.2kHzや176.4kHzになるのは、48kHz系ではなくCDと同じ44.1kHz系になるため)。

 過去記事で書いたように、ほとんどが、過去にSACDやDVD-Audioを作るため、オリジナルのアナログマスターをハイレゾ化したものだが、この企画に合わせて、新たにハイレゾ化したものや、デジタルMTRで記録した音源をハイレゾ化したものも含まれている。

 また、一部の音源はMQA化する際にアプコン処理が行われている。具体的には、アナログテープから96kHz/24bitで取り込んだデジタルマスターを、176.4kHz/24bitのMQAに変換して提供するといったものだ。

グリーンのレーベル面に注目。UHQCD仕様のディスクだ。

 この方法が最良かは、意見が分かれる部分かもしれない。とはいえ、単純に「176.4kHz/24bitのハイレゾCD」とだけ記載するのではなく、元の音源は何で、どのマスターをどのフォーマットでデジタル化したかの情報がしっかり公表されている点は良心的だ。食品の「原産地表記」ではないが、どのような過程を経てできたアルバムなのかが分かり、真面目な姿勢と言える。

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