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144Hz対応ディスプレーでFPSも快適な1台、ベンチマークで性能をチェック

自宅以外でもゲームを中心に何にでも使える、RTX 2070搭載高性能薄型ノートPC

2019年08月10日 12時00分更新

文● 松野将太 編集●八尋/ASCII

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「GALLERIA GCR2070RGF-E」

 ドスパラの「GALLERIA GCR2070RGF-E」(関連記事)は、CPUにインテルのノートパソコン向けプロセッサー「Core i7-9750H」、GPUにNVIDIAの「GeForce RTX 2070」を搭載する15.6型ハイエンドゲーミングノートパソコンだ。NVIDIAが提唱する「Max-Q」デザインを採用しているため、高いパフォーマンスを維持しつつ、本体の薄型化に成功しているのが大きな特徴。家庭で常用するノートパソコンとしてはもちろん、出張で持ち運ぶといった用途にも適する、オールマイティーなモデルといえるだろう。

 今回は、GALLERIA GCR2070RGF-Eで各種ベンチマークを実行し、基本的な性能をチェックしていこう。GALLERIA GCR2070RGF-Eの主なスペックは、Core i7-9750H、GeForce RTX 2070(Max-Q)、16GBメモリーという構成で、21万5989円(8月9日現在)から購入できる。価格としてはそこそこするが、ゲームが遊べて持ち運べる薄型筐体のノートであることを考えると、この1台があれば様々な場所、用途で高いパーフォーマンスを発揮してくれるため、コスパは高いといえる。

CPU・GPU・ストレージいずれも高い水準の性能を発揮

 まずはCPUの性能を計測する定番ベンチマーク「CINEBENCH」の結果をみていこう。「CINEBENCH R15」、および最新の「CINEBENCH R20」で、マルチスレッドテストおよびシングルスレッドテストのスコアーを計測している。

「CIENEBENCH R15」のスコアー

「CIENEBENCH R20」のスコアー

 CIENEBENCH R15では、マルチスレッドテストのスコアーが1289cb、シングルスレッドテストのスコアーが186cbと、ノートながら物理6コアCPUらしい性能を発揮できている。とくにマルチテストのスコアーはデスクトップ向けの第7世代Coreプロセッサーを上回るほどで、物理コアを増やした近年のCPUの優秀さが際立っている印象だ。シングルスコアーもデスクトップ向けと大きな違いはなく、CPUの性能に関しては非常に優秀といっていい。

 CIENEBENCH R20のスコアーは、マルチテストが2827pts、シングルテストが444cbという結果で、基準となる数値こそ違うものの、傾向としては「CINEBENCH R15」と同じだ。

 同じくCPU性能を測る3Dレンダリング系のベンチマーク「V-Ray Next Benchmark」の結果も見てみよう。以前のV-Ray Benchmarkはレンダリング時間を計測するものだったが、V-Ray Next BenchmarkはCINEBENCHと同じく独自指標での評価を採用しているとなった。

「V-Ray Next Benchmark」のスコアー

 V-RAY(CPU)テストのスコアーは9358ksamples、V-RAY GPUのスコアーは223mpaths。CPUレンダリングのスコアーは同じ「Core i7-9750H」を搭載したノートパソコンと比較してもやや高いほうで、「GALLERIA GCR2070RGF-E」の調整の優秀さが分かる。

 続いては、ウェブブラウジングやビジネスアプリといった一般的な用途での性能を計測する「PCMark 10」の結果だ。

「PCMark 10」のスコアー

 PCMark 10の総合スコアーは5495。アプリの起動やウェブブラウジング性能を比較するテストグループであるEssensials、ビジネスアプリ系のテストであるProductivityの結果はとても高く、デジタルコンテンツ制作に関するテストであるDigital Content Creationの数値も高めだ。CPUとGPUがともに十分な性能を備えているため、素直に水準の高いスコアーがでたと考えていいだろう。

 ストレージ系のベンチマークも確認してみよう。「GALLERIA GCR2070RGF-E」はM.2タイプのNVMe SSDを搭載しており、従来のSATA SSDよりも高速なデータ転送が可能だ。まずは、SSD専用のベンチマークソフトである「AS SSD Benchmark」の結果から。

「AS SSD Benchmark」のスコアー

 シーケンシャルリードが2313MB/秒、シーケンシャルライトが819MB/秒と、どちらもSATA SSDを大きく上回る速度を発揮できている。特にリードの速さは特筆すべきで、PCIe 3.0接続のNVMe SSDとしてもトップクラスの速度だ。総合スコアーは4910と、読み込みの速さが全体の評価を大きく引き上げている。

「CrystalDiskMark」のスコアー

 定番の「CrystalDiskMark 6.0.2」は、こちらも「AS SSD Benchmark」の時とおおむね変わらない傾向で、全体的にSATA SSDを大きく上回る速度を発揮。シーケンシャルリードは毎秒3000MBを超えている。

「ATTO Disk Benchmark」

 最後に「ATTO Disk Benchmark」でデータサイズごとの結果を確認しよう。ご覧の通り、データサイズが64KBを超えればおおむねフラットな結果が出ており、リードは毎秒2700MB、ライトは毎秒600MB前後で安定している。ストレージの単純な性能に関しては、ゲーミングノートパソコンとしてもレベルが高いといえそうだ。

 次回はゲーム系のベンチマークを計測し、「GALLERIA GCR2070RGF-E」の実力を見ていこう。

試用機の主なスペック
機種名 GALLERIA GCR2070RGF-E
CPU Core i7-9750H(2.6~4.5GHz、6コア/12スレッド)
グラフィックス GeForce RTX 2070(Max-Q)
メモリー 16GB DDR4-2666
ストレージ 512GB M.2 NVMe SSD
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)、144Hz、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 2.0 ×1、USB 3.0 Type-A ×2、USB 3.0 Type-C ×1、HDMI出力×1、miniDisplayPort出力×2、有線LAN端子、マイク入力×1、ヘッドフォン出力×1、SDカードスロット×1、セキュリティースロット×1
内蔵カメラ HD画質Webカメラ
サイズ/重量 およそ幅360×奥行245×高さ27mm/約 2.01kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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