猫の夏バテ=にゃつバテ
梅雨が終わったと思ったら突然35度とか勘弁していただきたい、という昨今だけれども、そう思ってるのは猫も一緒。
うちの猫がくつろぐ場所も梅雨が明けたとたんガラッと変わるのである。面白いのは、冷房が強く効く場所は避けること。で、どこにいるか。行方不明になったので探したら……なんと、納戸として使ってる北側の部屋の、段ボールの隙間に放り込んである猫キャリーバッグの中で気持ちよさそうにしてたのであった。
けっこう不安定な場所に置いてある上に自分から入るとか普段ならありえないのに、猫的にはここが涼しくて落ち着いたんだろか。
これが屋外の猫となるとこんなである。たまたま見つけた猫。人が入ってこない場所だと思うとこのていたらく。個人的にはこの真夏ならではの「太陽が沈むまでは少しでも風通しがいい日陰から一歩も動きたくない」と主張してる腑抜けた感じが好きなので、夏猫は楽しいのである。まさににゃつバテ。
カメラを向けると気配を感じて顔を上げるんだけど、でも動く気はなし。
この動きたくない感がいい。同様の猫をもう1匹。次はとあるお寺。姿が見えないなあと思ったら、こんなところでにゃつバテ。
しゃがんで猫目線でカメラを向けたらこっちをじろりとみて「今日は暑いからサービスしないぞ」って顔をされた(冒頭写真)。
かくして、猫も暑さには弱いのであった。まあこの暑さが異常なんだけれども。そんなわけで、暑い日が続きますが、水分をちゃんととって無理せずお過ごしください。
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筆者紹介─荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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