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2つの無線方式で同時接続して切り替え可能、ゼンハイザー初の無線ゲーミングヘッドセット「GSP 670」

2019年07月30日 21時05分更新

文● ジサトラ ハッチ

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 ゼンハイザーは、青山にあるショールームにてワイヤレスゲーミングヘッドセット「GSP 670」の内覧会を行なった。本製品は8月1日に発売予定、価格は4万2000円(税別)。

 本製品は同社独自開発の最高峰7.1chサラウンドに対応。音源の位置が分かるポジショナルゲーミングオーディオが、ゲームでの勝利につながるという。

 また、本機はBluetooth5.0と、ほぼ遅延なしを謳う同社の独自技術「low-latency connection」の2つの方法で接続できるという。USBドングルを使うことでパソコンやPlayStation 4などのコンシューマーゲーム機と「low-latency connection」で接続。

 スマホとはBluetooth5.0で同時にペアリングしておけば、スマホで通話を行ない、通話が終わったら自動的に「low-latency connection」に切り替わる。さらに、ボタンひとつで任意にBluetoothとlow-latency connectionとを切り替えられる。

 高速充電にも対応。わずか1時間で充電ができ、low-latency connection接続では約16時間、Bluetooth接続では約20時間という長時間駆動が行なえる。もちろん、USBケーブルで直接パソコンに接続し、充電しながらも使える。

 また、10秒以上ゲームセッションが止まり、音声入力がない場合はスリープモードに自動的に移行する。そして、シグナルを感知すると自動復帰するとのこと。

 音量調整は、インホイールでボイスチャットの音量を、メインホイールでゲームの音量を調整する。加えて、放送局クオリティで、クリアな音を実現する、双指向性ノイズキャンセリングマイクを搭載している。

 PCで使える同社独自のアプリにはイコライザー機能やバーチャルサラウンドの設定、バッテリー設定、ノイズキャンセリングの調整などが行なえる。

 会場では、実際に「GSP 670」で「フォートナイト」が試せた。本体は耐久性の高いメタルヒンジで、ヘッドバンドもしっかりしている。ヘッドバンドはスライドさせてサイズの調整も可能。イヤーパッドは、ふわふわと柔らかく、耳にピッタリとフィットする。

 ゲームの音は7.1chによる広がりを感じ、中高音の響きが良いように感じた。

一般的なゲーミングヘッドセットのように派手なLEDで光る機能はなく、全体的に落ち着いたデザイン。高級ヘッドホンのようなイヤーパッド、剛性の高いメタルヒンジなどが、高い所有感を覚える

マイクは双指向性で,アクティブノイズキャンセリング機能を備える

「GSP 670」の主なスペック
形式ダイナミック・密閉型
周波数特性(ヘッドホン)10Hz~23kHz
音圧レベル(ヘッドホン)最大112dB
感度(マイク)-47dBV/Pa
周波数特性(マイク)10Hz~7.3kHz
ケーブル長1.5m(USB)
重量398g

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