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令和の夏休みはゲームでさらにアツくなれ! 第1回

この夏オススメのFPS向けゲーミングマウスとゲームタイトル

2019年08月16日 12時00分更新

文● Kei-D

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DPIの表記に注目して選ぼう

 マウスを探したりしているとよく出てくる「DPI」(分解能)という言葉。正式には「ドット・パー・インチ(Dot Per Inch)」の頭文字を取ってDPIと呼ばれているが、このDPIが一体何を表しているのか分からないという方も多いので、少し解説しておこう。

 DPIとは、マウスを1インチ(約2.54センチメートル)移動したときに、マウスのポインター(マウスカーソルとも呼ばれる)がどれだけ動くかという指標の数値を表すための単位だ。例えば一般的なマウスの場合だと大体800DPIに設定されている。これは、手でマウスを1インチ操作すると800ドットほどポインターが移動することになる。

 これが1200DPIだと1インチで1200ドット、1600だと1インチで1600ドットほどポインターが移動する。つまりDPIの数値を高くすると、より少ない手の動きで大きくポインターを操作できることになる。

 このDPIがゲーミングマウスを使うという点で大事な要素になってくる。一般的なマウスは、基本的にDPIを変更できないものが多いが、ゲーミングマウスはそうでもなく、そのマウスが対応する範囲内でDPIをカスタマイズできるものがほとんどだ。

 メーカー提供のアプリケーションを使って、段階的に調節できるものや完全に自由にカスタマイズできるものもある。細かく設定したいなら特に後者が重要になってくる。

 マウスの動かし方は人によって千差万別であり、それぞれに動かしやすい稼働範囲というものがある。手首で動かす人もいれば肘で動かす人、指先で動かす人もいる。どんなマウスの動かし方だとしても、自分の動かし方に合ったDPIに設定できるマウスがいい。だからこそゲーミングマウスを使うことに意味がある。

マウス感度は
高速派なら高く、精密派なら低く

 続いて、こちらもよく見聞きする言葉で「センシ」というものがある。FPSやTPSをプレイする人は気にするものだが、DPIと混同されることが多い。正式名称はセンシティビティーで「マウスの感度」を表す言葉だ。「マウスの移動した距離に対して、マウスポインターが移動する距離の割合い」を表す数値になる。

 このセンシが高いとマウスは敏感に反応し、低いとあまり動かない。センシの設定は、OSのマウスプロパティーやゲーム内でのマウス感度設定で、ある程度自由にカスタマイズできるが、ゲーム内においては前述の「DPIとゲーム内設定の乗数」で決まってくる。高いセンシをハイセンシ、中間くらいをミドルセンシ、低い設定をローセンシという。

 では、どれくらいが高い設定でどれくらいからが低い設定なのかだが、日本では一般的に「180度の振り向き〇〇センチ」という言葉で表す。

180度振り向きまでのマウスの稼働距離 センシ種類(呼称)
~5センチ ウルトラハイセンシ
6~10センチ スーパーハイセンシ
11~15センチ ハイセンシ
16~20センチ ミドルセンシ
21~25センチ ローセンシ
26~30センチ スーパーローセンシ
31センチ~ ウルトラローセンシ

 マウスを5センチくらい動かすと180度振り向くのがウルトラハイセンシ、6センチから10センチくらいまでをスーパーハイセンシと呼び、これらを使用している人はかなり少数派だ。

 11センチから15センチまでをハイセンシ、16センチから20センチくらいまでをミドルセンシ、21センチから25センチまでをローセンシと呼び、このあたりから使用している方が多くなってくる。

 26センチから30センチまでをスーパーローセンシ、31センチ以上でウルトラローセンシとなり、ここまで低いセンシになるとまた使用人口が減ってくる。ただし、海外プロゲーマーやプレイヤーの中には、好んでスーパーローセンシ以下を使うプレイヤーもいる。

 実際には厳密なセンシというのは振り向きだけで語れるものではないが、ざっくりと説明するとこんな感じだ。また、前述の通りゲーム内設定での乗数で決まってくるため、例えばPUBGでミドルセンシでプレイしていたのに他のゲームではローセンシになってしまうということもあるため、プレイするゲーム内での設定はしっかり行なうべきだ。

 まずはプレイヤー間で一般的とされているローセンシから使い始め、少しずつ数値を上げ下げして調整していくといいだろう。

ハイセンシ+ローDPIが一般的

 ここまででDPIとセンシについて説明したが、この2つをうまく設定し立ち回ることが重要になってくる。では、DPIとセンシのどちらを基準に設定したらいいのだろうか?

 この場合は、DPIを固定しゲーム内設定で細かく設定していくのがオススメ。というのも、マウスのDPI設定には段階的に設定が可能なものとフルカスタマイズできるものとが存在する。たとえば800/1000/1200/1400DPIと4段階しか設定できないマウスをどうしても使いたい、あるいは使わざるを得ない場合、ゲーム内設定でしか微調整ができないからだ。

 なので、普段からなるべくDPIは固定し、調整はゲーム内設定でのみ行なう方がいい。800DPIくらいに固定しゲーム内設定でセンシを高めに設定して調節するのが一般的だ。

 逆に、最初のうちはDPI値をいろいろ試したりコロコロ変えたい人は、ゲーム内設定のマウス感度にあたる設定は固定してもいい。その場合は少しいじっただけなのに大幅にエイムがずれるようになってしまう事態になりかねないので注意が必要だ。

 また、いざという時に戻せなくなってしまっては面倒なので、その場合はDPI値やゲーム内設定の初期値を、メモ帳やスクリーンショット機能などを使って保存しておくといい。

FPS/TPSゲームでは
ゲーミングマウスの重要度が非常に高い

 ここまで、なぜゲーミングマウスを使うのかについて解説してきたが、マウスへのこだわりを常に持っておくことが重要だ。その中でも、FPS/TPSタイトルでのマウスの重要性は他のジャンルと比べ物にならないほど高い。

 キーボードやヘッドセットなど他のデバイスももちろん重要だが、それ以上と言っても過言ではない。ちゃんと自分の手にフィットするゲーミングマウスを選び、ぜひ勝率アップにつなげてもらいたい。

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