「ESPRIMO WF1/D1」の使い勝手や楽しみ方などを紹介
11万台から、TV録画・視聴やビデオチャットなどを家族で楽しめる一体型PC「ESPRIMO WF」 (2/2)
2019年07月18日 09時00分更新
高スペックと快適さを兼ね備えているのが魅力
ESPRIMO WF1/D1のスペックは前回紹介したが、再度おさらいしておこう。「CPU-Z」を用いた結果は下記のとおり。
CPUには標準でインテルCeleron 3865Uが搭載されているが、今回レビューしたパソコンは6コアのCore i7-8750Hが搭載されていた。CPUはカスタマイズでいくつか選択できるが、このCore i7-8750Hは第8世代のCPUであり、もちろんスペックも高い。価格は4万円ほど高くなるので、予算に応じて選択しよう。
つづいて、Windowsマシンとしての快適さを測る「WIN SCORE SHARE」で計測してみた。
CPUとメモリは9ポイント超えの高いスコアとなった。ストレージはHDDを搭載しているのでSSDに比べると少し遅いが、それでも5.9ポイントというスコアとなっている。もちろんSSD+HDDといった組み合わせも可能なので、予算があればSSDを選択するのもいいだろう。
さらに、「CrystalDiskMark」を使ってストレージの速度を計測した結果は下記のとおりだ。
ESPRIMO WF1/D1の試用機には3TB HDDと約16GBのOptaneメモリーが搭載されている。Optaneメモリーは、 HDD のキャッシュメモリとして機能することで HDD の大容量を活かしたまま SSD に迫るパフォーマンスを実現できるテクノロジーだ。そのため、CrystalDiskMarkでも通常のHDDと比べるとかなり高速な結果がでている。なお、もしOptaneメモリーが有効化されていない場合は、「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」を起動して、Optaneメモリー機能を「有効化」すれば使えるようになる。
今回お借りしたパソコンはCore i7-8750Hを搭載していることもあり、ハイスペックな作りとなっているESPRIMO WF1/D1。次回は、試用機のグラフィックス性能やマシン性能について、ベンチマークなどを行ない、ESPRIMO WF1/D1の実力を測ってみる。
ESPRIMO WF1/D1の主なスペック | ||
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標準スペック | 試用機のスペック | |
CPU | インテルCeleron 3865U(2コア/2スレッド/1.80GHz) | Core i7-8750Hプロセッサー(6コア/12スレッド/2.20~4.10GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 | インテル UHD グラフィックス 630 |
メモリ | 4GB(DDR4 SDRAM、最大32GB) | 32GB(16GB×2) |
ディスプレー | 23.8型スーパーファインLH IPS液晶、最大解像度1920×1080ドット | |
ストレージ | 1TB | 3TB HDD+Optaneメモリー約16GB搭載 |
ディスクドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
接続端子(右側面) | USB 3.1 Type-C(Gen1) 、USB 3.0 、SDカードスロット、マイク・ラインイン兼用端子、ヘッドホン・ラインアウト兼用端子、miniB-CASカードスロット | |
接続端子(背面) | USB 3.0×2、USB 2.0、有線LAN端子、アンテナ入力端子※Core i7搭載時にはUSB 3.0が3基となる | |
サイズ | およそ558×奥行167~176mm×高さ362~370mm |