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盛田 諒の「ほぼほぼ育児」第13回

保育園の連絡帳に何を書く?

2019年07月05日 10時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 2歳児くんの保護者をしています盛田 諒ですこんにちは。子は2歳5ヵ月になりどんどん言葉が達者になって、保育室で起きたことを細かく教えてくれるようになっています。先日は散歩をしたときの様子を「海に行ってわーって走ったの、はいはいしたら波がじゃぶーんってなったの」など臨場感たっぷりに教えてくれました。間違いなくかわいいのでスカウトが来るのは時間の問題ですね。

 保育室の連絡帳に書くことが思いつかないときそんな愚にもつかないことを書いているのですが、みなさんどうしておられますか。というかそもそも先生たちにどんなことを日常的に連絡すればいいのか考えたことがなかったので、保育室の先生、また妻の友人ネットワークを通じて親御さんたちにたずねてみました。園の方針や先生によって考え方は様々だと思いますが、ご参考まで。

●普段との違いを共有する

 まず通っている保育室の先生は、「前日に遠出をしたとか、朝に機嫌が悪かったとか、普段と違うことがあったことを教えてほしいです」と話していました。

 食べたものを書くところについては、「赤ちゃんのうちは(アレルギーの配慮などもあり)細かく何を食べたか知りたいけど、これくらい大きくなると『何を食べたか』というより『今日はあまり食べなかった』『今日はたくさん食べた』とかのほうが知りたいです。普段とはちがうものを食べたときは書いてもらうと会話のきっかけになるので共有してもらえれば」と言っていました。

 つまり普段との違いをわかるように記録してほしいというものです。子どもに異変があったとき原因を推定する材料にもなるわけですね。意識が薄かったので「そ、そうか!」となりました。食事記入欄はメニュー表と化していて「たくさん食べました」は書いてなかったですね……。

 いま保育室で使っている連絡帳は、(1)食事(2)睡眠(3)排便(4)体温(5)自由記入欄が基本要素です。基本的には定量的に数字と内容の記録をつけるのですが、「寝るとき派手に泣いた」「昨夜食べたけど今朝は残した」的な状態の変化を記録するのも同じくらい大事なわけですね。

●恥ずかしがっても仕方ない

 逆に親側の話を聞いていくと、子どもの状態を記録・共有するものという原則とはあまり関係ない個人的な気持ちから「書くことがないなあ」と困ったり「教えるのは恥ずかしいなあ……」と困っているところがありました。

 中でも「食べたものを書く」というのが特にくせものです。わたしもですが、「このごろ毎朝冷凍のイモばっか食べてるな」とか「納豆巻きもコロッケも全部スーパーで買ってきたやつだ」とか、「これは他人様にお見せできる食事なんだろうか」というムダな圧を感じてしまうのですよね。

 ほかの親御さんからも「毎日同じメニューなことがバレてしまうので少し変えなきゃというプレッシャーがあります」「イヤイヤでまったく食べていないにも関わらずとりあえず食べたていで書いたりしてます」「外食だったとか、毎朝同じメニューだったことがバレてしまって気を揉みました」との声がありました。めっちゃ分かりますが本当はそこまで気にしなくていいのですね。

 自由記入欄については「かしこまって書こうとすると疲れるしネタもつきてしまうので他愛のない小さなことでもなるべく拾うようにしています」「遊んだ内容や面白エピソードを書いてます」とネタを探しながら書いている親御さんが多かったです。記録の意味を考えると、自由記入欄は内容を補う備考欄に近いと思うので、ウーンとうなってネタを考えなくてもよさそうです。

●先生に教わることも多い

 一方、家と園で異なる子どもの様子を交換日記のように先生と伝えあう意味もありますよね。子どもの成長記録としてもよくできているので、自分の親に会うとき「最近の様子はこんなだから」と言って保育園の連絡帳を見せることもあります。

 先生が忙しい中でも園での子の様子を細かく書いてくれるのはめちゃめちゃにありがたいものです。家ではしないことをしていたり、友だちとどんなふうに接しているかなど、親が知らない子の顔が見えてくると、子育てというのは家庭だけでするものではないんだなと実感します。

 子どものプロである先生から教わることも多いです。最近だと「着替えは途中まで手伝っても最後は必ず自分でやってもらう」というやり方を連絡帳で教わり、参考になりました。自由記入欄は先生への質問や先生が書いてくれたことへの返事など先生とのQ&Aに使うという人も多かったですね。

 なのですが、そんな大事なものとはわかっていながら、記入がテキトーになってしまうことはあるのですよね……朝ばたばたしていて体温を書き忘れたことは数えられないくらいあるし、そもそも連絡帳を持っていくのを忘れたこともたくさんありますね……関係者のみなさまにはご迷惑をおかけします……がんばりますので引き続きよろしくお願いします……盛田 諒でした。





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