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[寄稿] わが家の子育て:

子どもがスマホ依存に 謎のLINEグループに参加も…

2019年07月02日 09時00分更新

文● 堤 陽子

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 「みんなスマホ持っているのに、私だけ持っていない! 連絡とるのに困るから買って!!」

 娘がそう言いだしたのは小6の春でした。確かに、仲良しのお友達グループの中でスマホを持っていないのは娘だけ。寂しい思いをしていることもあるだろうと思い、10月の娘の誕生日にスマホを買ってあげることにしました。それが、私と娘のスマホ攻防戦の始まりだったのです。

●スマホが鳴るたびソワソワ

 スマホを買い与えたその日から、娘のスマホ依存が始まりました。四六時中、LINEの着信音が鳴り、そのたびにチェックしては返信をしているので、落ち着いて勉強などできません。使用時間を守ること、そして学校や習い事の宿題がすべて終わってから使うことなど、言い聞かせるのですが、その時は反省しても、すぐにまた元通り。スタンプを多用する、いわゆる「スタ爆」を誰かが始めると、常に携帯は音が鳴りっぱなし、もしくは震えっぱなし。宿題をしていても、ご飯を食べていても、家族と話していても、スマホが鳴ったと感じると、ソワソワして、心ここにあらずになる娘……さすがにこれはまずいぞと思い、話し合いを何度も重ね、今では、その日にやるべきことがすべて終わるまで、端末にロックをかけ、さらに私が預かるという厳戒態勢に。自分で自分を律することができない娘の姿に恐ろしさを感じました。

●謎のLINEグループに参加も

 また、最近一番驚いたことは、「都内中学生連合(仮称)」という得体の知れないLINEグループに参加していたこと。なんと参加人数は100人以上、その大多数が知り合いではないというのですからびっくり。それが発覚したのは、まったくの偶然からでした。ほんの数時間、携帯を見ていないだけで、あっという間に未読件数が100件を超えているのをおかしいと思い、何の気なしに聞いたところ、「最近入ったグループの人数が100人以上いて」という答え。あわてて確かめたところ、友達に招待されて、断るのも悪いと思い、参加したグループだとのこと。どこの中学の生徒かもわからない、もしかしたら、中学生でない大人も紛れ込んでいるかもしれない、その危険性に彼女は全く気づいていないようでした。挨拶だけで数十件のやり取りがあり、時には、参加しているメンバーの写真を要求する書き込みもあったようです。幸い、娘はROM専用で参加していたようで、すぐに退会させ、大きな被害はありませんでしたが、本当に冷や冷やさせられました。

●親子で上手な付き合い方を考えたい

 今は学校でもスマホの使い方や、SNSルールについて、厳しく教えるようになってきてはいますが、子供たちも本音とタテマエをうまく使い分ける術を知っています。スマホは持たせっぱなしにせず、親子で上手な付き合い方を考えていかなければならないと思います。


※筆者による寄稿記事です

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