有機ELや同社初のRyzen Mobile搭載PCなども発表!マウスコンピューターの今後の戦略などが明らかに
マウスコンピューターは6月19日、生産拠点である長野県の飯山工場でメディアカンファレンスを開催。開発機、新型PCの発表やプレス向けの工場見学を行なった。本記事では、開発機、新型PCの発表を中心に記載。工場見学については、別記事にて紹介する。
カンファレンスはマウスコンピューター代表取締役社長 小松永門氏の挨拶からスタート。今年の10月から実施される消費税増税、来年1月のWindows7延長サポート終了が控えていることから、夏のボーナス商戦、年末商戦と併せてPC市場が盛り上がりそうなことや、インテルの第10世代Coreプロセッサ(開発コード名「Ice Lake」)など新型CPUへの期待を語った。
有機ELノートパソコンや13.3型のゲーミングノートを発表
各ブランド取り組み/製品紹介では、製品部 杉澤竜也氏が登壇。代表ブランド「mouse」をはじめ、ゲーミングパソコン「G-Tune」、クリエイター向けパソコン「DAIV」、法人向けパソコン「MousePro」のほか、液晶ディスプレー「iiyama」ブランドのコンセプトを解説した。
まず発表されたのが、DAIVブランドで開発中の有機ELパネル搭載クリエイター向けノートパソコン。
今年4月に発売されたばかりの第9世代「Core i7-9750H」(6コア/12スレッド、2.6GHz/最大4.5GHz)を搭載。ディスプレーは15.6型の4K UHDに対応。開発中ながら実機展示も行なわれていた。
写真左の有機ELパソコンがグレアパネル(光沢あり)で、写真右の比較用パソコンはノングレア(光沢無し)という差異こそあれど、細かい色の違いが表現できているほか、全体的にビビッドな印象を受けた。
開発機2台目はG-Tuneブランドの13.3型ゲーミングモバイルノートパソコン。CPUには「Core i7-8709G」(4コア/8スレッド、3.1GHz/最大4.1GHz)を採用している。「Core i7-8709G」は、インテルのCPUにAMDのGPUを統合した開発コードネーム「Kaby Lake-G」として知られる製品で、型番末尾の「G」が目印だ。
ゲーミングノートパソコンといえば大画面というイメージがあり、実際そういった方向性の製品が主流となった現在、13.3型のゲーミングノートパソコンは市場にほぼ存在しない。そこに参入した経緯について杉澤氏に話を聞くと、遠征先のホテルでゲームの練習がしたいプロゲーマーや、社内で手軽に持ち運べる高スペックパソコンが欲しいという開発者からの強い要望がきっかけとのこと。
家庭での用途では、MMORPGやFPSゲームなどを考えると画面は大きい方がいいと筆者は思ってしまうのだが、サブ機のような位置づけであったり、特定タイトルをガッツリ遊びたいのではなく、気になったり流行っているものを家の好きなところで気軽に遊びたい人達からの要望が多数あったという。
なお両機とも発売時期は未定だが、こちらの13.3型ゲーミングノートについては販売することは決定済み。「年内に発売までいけたら……」ということだったので、もしかすると年末・年始商戦あたりに投入されるのかもしれない。
このほかにも新製品が4機種も発表された。特にこの夏力を入れて推していきたいとしたのが「m-Book X4000S」。マグネシウム合金を採用した14型ノートで、重量は1.13kgに抑えているという。
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