世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
顔認識でポルノ出演女性を特定、残念なプログラマーのひと騒動
ソーシャルメディアに登録された女性の顔写真を収集し、顔認識テクノロジーを使ってポルノサイトの画像と照合するサービスを開発したプログラマーが非難を浴びている。危険な悪用を防ぐためにも、プライバシー保護の世界的な取り組みが必要だ。
イケア、ソファーにもベッドにもなるロボット家具を東京で販売へ
イケアは、利用者の選んだ設定に応じて、ベッド、ソファー、机、洋服ダンスなどに変形する家具を開発した。
宅配ドローンよりも注目すべき、アマゾンの「走るコンベア」
アマゾンが、自社倉庫内で商品を移動させる2つの新しいロボットを開発した。
なぜ搾取は起きるのか?東大研究者が「囚人のジレンマ」で解明
一見すると対等な状況でも、搾取的な関係を構築できる。東京大学の研究者による新たな「囚人のジレンマ」の研究によって、搾取の構造が明らかになった。
ウーバーAI研究所前所長や「ルンバの父」集結、ロボットOS開発へ
人工知能(AI)とロボット工学の第一人者たちが集結し、ロボット用オペレーティングシステム(OS)の開発に取り組む。現在の最先端の機械が抱える弱点を克服することが目標だ。
AIで国連演説はわずか13時間で捏造可能、研究者ら警鐘
深層学習の手法を用いることで、誰でもますます容易に、説得力のあるデマを作成できるようになった。だが、どの程度容易なのだろうか?国連の2人の研究者が調査に取り組んだ。
クリーンエネルギーへのイノベーション、遅れが顕著に
5月27~29日にカナダのバンクーバーで開催されたクリーンエネルギーに関する国際会議「第4回ミッション・イノベーション閣僚会合/第10回クリーンエネルギー大臣会合(CEM10/MI-4)」に参加した国々は、「大胆な新しいプロジェクト」と国際協力をこぞって誇示した。だが、持続可能なテクノロジーの開発と展開の進捗は大幅な遅れをとっている。
高まる「GAFA解体論」 その論点と解決策
グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの巨大テック企業4社(GAFA)の支配力を懸念する声が強まっている。GAFAによる寡占とはいかなるもので、何が問題なのか? そしてどのような解決策が提示されているのか? 簡単にまとめた。
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