Vincrossは、オープンプラットフォームのプログラミングが可能なロボット「HEXA(ヘクサ)」の先行予約をクラウドファンディングMakuakeで6月6日に開始した。販売予想価格は12万5000円。
本機はイーロン・マスク氏の火星移住計画にインスピレーションを受けて設計されたロボットで蜘蛛(クモ)のような見た目が特徴的なロボット。
本体下部に6本の脚を備えており、180度可動する関節をすべての脚に2ヵ所ずつ装着したことで「クモ同然のレスポンスを実現している」と豪語する。頭部は360度回転し、720pのカメラや、距離測定センサーなどを搭載している。また、視覚センサーや空間センサーを使って、周囲を観測できる。
付属する専用OS「MIND」を用いてプログラミングを学習したり、アプリケーションの開発ができる。開発したアプリケーションはヘクサ専用のスキルストアを通じてシェアしたり、スキルを学習させたりできる。
インターフェースはUSB2.0や3.5mmのオーディオ入出力端子を備えるほか、8GBのストレージを搭載する。充電にかかる時間は2.5時間で、バッテリーの駆動時間は45分から180分。サイズは幅が約508mmで高さは約120mm。
Vincrossは、HEXAを通じてロボットアプリケーションをオープンソースにし、ロボット開発を大衆化する狙いがあると説明している。
なお、耐久性能については明かされていないが、本体を支える6本脚があるので、人が立ち入れない場所での作業などに向いているのかもしれない。
Makuakeでの早期割引価格は1台につき9万5000円のコースから用意されている。
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