チェコ観光局の協力で実現した現実のチェコを楽しめるガイドが特典に!
当日は、PlayStation 4用初回限定版のパッケージがちょうど出来上がったばかりとのことで、トビー氏に続いて登壇した松本氏によって豪華特典の数々も紹介された。松本氏は実際にゲームの舞台となったチェコの町ラッタイへ行ったことがあるそうで、スクリーンに映し出されていたゲーム画面を見ながら「あそこを歩いたことがある!」と実感したそうだ。実在の場所に入り込んだかのような感覚が体験できるゲームになっているということがよく伝わるエピソードだ。
ステージイベントのトリを飾ったのは、チェコ政府観光局マルチナ・ツィールコヴァー氏とPR&マーケティングマネージャー麻生 理子さんで、今回のローカライズに際して、チェコ観光局との間で行なわれたコラボの内容が紹介された。パッケージ版にはフライヤーが同梱され、クエスト形式でチェコ各地の魅力と「そこでやるべきこと」が案内されているとのこと。スクリーンではその収録内容を映写し、各ロケーションの見所が解説された。
ゲームに登場する場所では、サーザヴァ(ゲーム内ではササウ)やラッタイの町がピックアップされていて、フライヤーにもゲーム画面と現実の場所の比較画像を掲載。同じ場所だということがひと目でわかるので、ゲームをプレーしたら実際行ってみたくなるかもしれない。
もともとチェコは史跡にしろ文化にしろ観光資源に事欠かない国で、続けて紹介された首都プラハなどは歴史地区がまるごと世界遺産に指定されている。プルゼニュは世界中で飲まれているピルスナー・スタイルのビールが生まれた町だし、チェコ第2の都市ブルノにも多くの史跡があることをこの日知った。
ほかにもチェコ各地で行なわれる中世祭りの様子など、興味深いロケーションやイベントが厳選されていて、チェコ共和国自体が「キングダムカム・デリバランス」のようなゲームが生まれる土壌がある国だということがよくわかった。