アップルは6月3日(現地時間)、さまざまな業界の開発者たちによる、新Mac ProとPro Display XDRへのコメントを公開した。
Adobeの3Dとイマーシヴ担当バイスプレジデントであるセバスチャン・ドゥギ氏は「新しいMac Proの発表にとても興奮しています。このことは、Appleが3Dの仕事に携わるクリエイターたちをいかに重要視しているかを表しているからです。私たちは一連のSubstanceツールとDimensionをアップルの新しいグラフィックAPIであるMetalにすでに移植し終えています。これにより、新しいMac Proのハードウェアの計り知れないパワーを余すところなく活用し、3Dのクリエイターにかつてないほどの力をもたらすことができます」とコメント。
ピクサー・アニメーション・スタジオのソフトウェアリサーチ&デベロップメント担当バイスプレジデントであるグイド・カローニ氏は「年内に予定している次のリリースのUSDで、HydraがMetalに完全に対応するようになります。このことを発表できてとても嬉しく思います。この新しいリリースと新しいMac Proを組み合わせれば、メモリー、帯域幅、演算能力の優れたパフォーマンスを活かして、最も負荷の高い3Dグラフィックスのワークフローでも劇的に高速化できます。この新しいマシンには、アップルがピクサーのようなハイエンドなプロダクション施設で働くプロたちのニーズに応えていることがはっきりと表れています」と述べている。