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PC用VRがWi-Fi経由でプレイ可能なデモをAMDが「2019 VIVE デベロッパー・デー」にて披露

2019年05月21日 12時00分更新

文● 飯島範久 編集●ジサトラ見習い ワダ

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 16日に行なわれたHTCの「2019 VIVE デベロッパー・デー」にて、AMDのDirector and Worldwide Business Head|XR & Display AllianceであるDaryl Sartain氏が登壇。VRで使えるストリーミング技術について語った。

 AMDは1969年に創立し、今年で50周年を迎える。CPUとGPUを提供している唯一のベンダーとして、これまで世界の第一線を突き進んできた。

 現在AMDでは、日々テクノロジーに没入感も求めているという。さまざまなデバイスがあるなか、VRはコンテンツとインタラクションするという点で最善の方法だ。さらに次のステップとして、直感的なコンピューティングが必要である。AMDがそれを実現するために、グラフィックスやPC、サーバーといったソリューションにAIや機械学習を取り込んでいきたいと考えていると語る。

AMDはグラフィックスにコンピューター、ソリューションへまんべんなくフォーカスしていくとした

 今回紹介するのがグラフィックスドライバーのソリューションである「ReLive」だ。ReLiveはすでに公開されており、現在のバージョンではストリーミングテクノロジーでハードウェアの最適化が可能。たとえば、PCからストリーミングしてモバイルアプリの「AMD Link」経由でモバイルデバイスへ展開するといったことができる。

 このソリューションは、ゲーミング業界はもちろんVRも大きなターゲットだ。そのため、HTCとVRで協業して「ReLive for VR」というソリューションを一体型ヘッドセット「VIVE Focus Plus」で最適化するよう開発している。

 これにより、PCやクラウドコンピューティングによって生成されるフルパフォーマンスのVRコンテンツを「VIVE Focus Plus」で利用できるようになる。また、「VIVE Focus Plus」専用のコンテンツだけでなく、既存のPC用VRコンテンツも、ハイパフォーマンスなPCからWi-Fi経由で「VIVE Focus Plus」にストリーミングすることで利用できるようになる。

PC側で動作させたコンテンツは、レンダリングされたあとエンコードされ、そのデータをWi-Fiで送信。デコーダーで受け取って、デコードしたあと、樽型歪み補正をかけたのちユーザーが見ることになる。これらをドライバーレベルで実現させている

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