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Ultra HD Blu-ray視聴に最適な小型PCを自作 第2回

Ultra HD BDを楽しめるマルチな小型PCのパーツ構成はコレだ!

2019年05月05日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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VGAや簡易水冷を積める小型&高拡張ケース

 UHD BD対応をうたうマザーボードはASRock、GIGABYTEともに、170×170mmサイズのMini-ITX規格になる。組み立てラクなATXやMicro ATX規格のPCケースにも搭載できるが、Mini-ITXマザーボードを使うなら、やっぱりコンパクトに組んでみたい。

 ATXやMicro ATX規格ほどの選択肢はないがミニタワー型、スリム型、5インチベイ備えるキューブ型。そしてサイドパネルなどに強化ガラスを採用した魅せる系から選べる。

 それぞれに特色があり、悩みどころだが、今回はビデオカードやオールインワン水冷キットを搭載できる高い拡張性と魅せる要素を持ち、価格もお手ごろなRAIJINTEK「OPHION EVO」に決めた。

隙間なくパーツが詰め込まれる「OPHION EVO」。今回の構成もこんな感じになる予定だ

 RAIJINTEK「OPHION EVO」は、174(W)×375(D)×290(H)mmのコンパクト筐体だが、全高90mmまでのCPUクーラーや、330mmまでのビデオカードに、トップには240mmラジエーターの搭載も可能な120mm×2のファンスペースを備えている。ケース内部は縦に2分割され、右側にマザーボードや電源ユニット、左側にはビデオカードを縦配置するようになっている。

 左右どちらのLEDイルミネーションを魅せるか、悩むところだが、CPUウォーターブロックのインフィニティミラーが美しいNZXT製オールインワン水冷ユニット「KRAKEN X52(RL-KRX52-01)」と、ド鉄板RGB LEDメモリーのG.Skill「Trident Z RGB」を組み合わせて、マザーボード側をおもに彩っている。

 また、LEDイルミネーションとしては、ラジエーターファンをNZXT製RGB LEDファンの「Aer RGB 2」に換装して、CPUウォーターブロックのLEDとあわせている。

両サイドパネルに強化ガラスを採用したミニタワーケースのRAIJINTEK「OPHION EVO」。内部スペースを限界まで使ったレイアウトになっている

従来ケースでは、裏面配線スペースになる右側にマザーボードを搭載する形だ。なお、強化ガラスパネルには、若干だがスモークが入っている

PCI Express×16スロットは、付属のライザーケーブル経由で延長。ボード長330mmまでの2スロット占有ビデオカードを搭載可能になっている

フロントパネルは2mm厚のアルミ素材で、USB Type-Cポートを装備。なお、電源スイッチは樹脂製で、RAIJINTEKの“R”のロゴが入っている。ちょっと微妙なポイント……

トップには防塵フィルターが磁石で装着されている

トップは120mmファンを2基できる。固定位置は微調整可能なので、ラジエーター固定がラクだ

冷却性能とLEDイルミネーションに定評のあるNZXT製オールインワン水冷キットの240mmラジエーターモデルを搭載

ウォーターブロック部に、奥行きのある不思議な視覚効果を生み出すインフィニティミラーを搭載するNZXT「KRAKEN X」シリーズ

LEDイルミネーション機能を備える水冷キットは数多くあるが、最もキレイと言えるだろう

NZXT製RGB LEDファンの「Aer RGB 2」を追加。120mmファン×2基と専用LEDコントローラー「HUE2」とのセットで、1万3000円前後だ

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