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T教授の「戦略的衝動買い」 第529回

Rocketbookを使うクラウドホワイトボード「Thinkboard X」を衝動買い

2019年04月24日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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OCR有効+「##」で囲むとアップロード時に
連番のファイル名でアップロード可能

 何も指定しなければ、ファイルがクラウドサービスに送られる時は、アプリがシステム的に任意の番号をファイル名として付けてアップロードする。しかし、Thinkboard Xに筆記時に“##”(2個の連続する#)でファイル名にしたい文字列の始まりと終わりをくくれば、自動的にその手書きの文字列(アルファベットのみ)をファイル名にしてアップロードしてくれる。もちろん、事前にOCRを使うことを設定で指定しておく必要はある。

ファイルネームをシステムが勝手に決める番号ではなく、自分の好みのファイル名にしてクラウドサービスにアップロードしたければ、設定でタイトルのOCR機能をONにすればOKだ

ファイルネームをシステムが勝手に決める番号ではなく、自分の好みのファイル名にしてクラウドサービスにアップロードしたければ、設定でタイトルのOCR機能をONにすればOKだ

 実際に、先ほどとまったく同じ筆記データの最上段に“##”で囲んだ“ANYWHERE SENSOR”を書き加えたところ、Dropbox上でファイル名として取り扱われていることがわかる。

指定したいユニークなファイル名をThinkboard X上に「##」で囲んでアルファベットで記述するだけ

指定したいユニークなファイル名をThinkboard X上に「##」で囲んでアルファベットで記述するだけ

ユニークなタイトル「ANYWHER SENSOR」を「##」で囲ったOCRによるファイル名認識形式(左)とアプリにファイル名の採番を任せたファイル(右)。いずれも筆者のDropboxのRocketbookフォルダーの中のファイルだ

ユニークなタイトル「ANYWHER SENSOR」を「##」で囲ったOCRによるファイル名認識形式(左)とアプリにファイル名の採番を任せたファイル(右)。いずれも筆者のDropboxのRocketbookフォルダーの中のファイルだ

 Thinkboard Xの物理的消去は、付属の乾燥した布で軽く拭くだけ。これで見事に消し去ることが可能だ。意外と布側に黒い消しカスなどが残らないことにも驚きだった。Dry Eraseペンとホワイトボードの組み合わせと同じなので、ウェットティッシュでも同様に消去可能だった。

Thinkboard Xの筆記は付属の布で軽くこするだけで綺麗に消えてくれる

Thinkboard Xの筆記は付属の布で軽くこするだけで綺麗に消えてくれる

出先で布を忘れても、ウェットティッシュやペーパーおしぼりでも消去できる

出先で布を忘れても、ウェットティッシュやペーパーおしぼりでも消去できる

もちろん、ホワイトボードマーカーペンの後ろのイレーサーなら、より細かな部分を選択して消去できる

もちろん、ホワイトボードマーカーペンの後ろのイレーサーなら、より細かな部分を選択して消去できる

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