家族を優しく見守るコミュニケーションロボット「TELLBO」
ユカイ工学とハウステンボスが共同開発
ユカイ工学とハウステンボスは4月16日、コミュニケーションロボット「TELLBO」(テルボ)を共同開発したと発表。発売予定は5月31日。
開発コンセプトは、“簡単”、“安心”、“可愛い(癒し)”。離れて暮らし、日中独居となりがちな親や家族とのコミュニケーションをより簡単にし、やさしく見守りながら癒しも与えられるロボットだという。
nanoSIMカード対応で、家庭にWi-Fi環境がなくても、TELLBOを電源につなげばTELLBO本体側での設定はなにもせずに使うことができる。
TELLBOを収納する着せ替えぬいぐるみの腹部のマークを押すと、簡単にメッセージを録音可能。登録したスマホに送信できる。また、TELLBOから受けた音声は文字に変換してメッセージが届くので、受け取る側の状況によって音声を聞かずにメッセージの内容を確認できるという。スマホから返信する場合も、チャット感覚で文字入力または音声入力での返信が可能。
さらに同梱のドアセンサーを取り付ければ、ドアなどの開閉の振動を検出してTELLBOが発話して通知する。同時に、登録したスマホにもお知らせがいくという。そのほか、別売りのセンサーを含め最大8個まで接続可能。見守りたい内容に応じてさまざまな組み合わせが実現するとしている。
TELLBO本体1体、ぬいぐるみ1個(フルックとカーレルから選択)、ドアセンサー1個、ACアダプター1個で構成する「TELLBO基本セット」の価格は4万2768円。通信料は月額1393円。そのほかくわしいスペックは以下の通り。