無印とはいえ、Kindleらしさはもちろんあるぞ
ハードとの特徴としては、こんな感じなのだが、最近のKindleってどうなっているのという人に向けて、最後にUI等をすこしおさらいする。昨年のバージョンアップでホーム画面が新しくなっている。読み放題サービスの「Kindle Unlimited」「Prime Reading」の読書履歴なども参照して、次におすすめの書籍(新刊・ベストセラーなど)が提案される。作品の特典情報や豆知識なども提供されている。
「Whispersync」という、電子書籍を読み終わった最後のページ、ブックマーク、注釈などを保存して、スマホのKindleアプリなどと同期する機能。「X-Ray」という、本の概要が簡単に分かる機能。「Word Wise」という、その場で、英単語の意味が調べられる機能、「単語帳」という、辞書機能で調べた単語をリスト化する機能(本文中の言葉も参照できる)、「Smart Lookup」という辞書機能をX-RayやWikipediaと連動させる機能などは共通の特徴となっている。
英語の本を読みたい人にはいいかも
電子書籍端末は、かさばる書籍を1台にまとめて持ち運べ、紙の書籍にはない辞書検索機能などを持つ。
話題の書籍は洋書でもいち早く読みたいという人や、勉強や研究用に書籍を読む必要があるという人にも便利な機能だ。Kindleシリーズで王道と言えば、Paperwhiteになるとは思うのだが、防水や8GBまたは32GBストレージになるため、無印よりは若干お高めになる。とにかく安価でシンプルに、Kindleらしい読書体験をしてみたいという人には、選択肢のひとつになるだろう。