AVG Online Security Softwareは4月8日、「子供のデジタル上での自立度」 (Digital Independence) に関する調査結果を公開した。子供とインターネット上での行動について定期的に話し合っている保護者はわずか16%という。
これは18歳未満の子供を持つAVGユーザーを対象に2018年下期にオンラインで実施したもの(全世界で9485人、日本の565人から回答)。デジタル上での自立の定義について尋ねたところ、54%の保護者の答えでは「オンラインでの投稿・行動に関して、その意味や結果を理解し、完全に責任を負える状態」としている。年齢としては、世界平均(23%)、日本(24%)ともに18歳と回答している。
調査によると、45%の保護者がインターネットでの行動に関して、子供と話し合うことはほとんどないと回答しています (世界平均39%)。インターネットの安全な利用についてあまり会話をしないと回答した保護者のうち、21%は「話したくない」、13%は「気まずい」と述べています。6%の保護者は、「話し合いたいが、子供に拒否されている」と答えたという。
AVGでは、「子供がデジタル上で自立したとみなされる年齢に統一見解はなく保護者にとって大きな課題。子供を監視するにせよ、しないにせよ、保護者は子供の行動を把握し、子供の総合的な感情の発達度合いがインターネット上での脆弱度に影響されることを認識する必要があります」としている。