第8世代CPUを選べばよりストレスフリーな作業を実現
約698g~超軽量13.3型ノートPCはメインマシンに最適なパフォーマンス (2/2)
2019年03月17日 10時00分更新
負荷の低いゲームなら快適に遊べるグラフィックス
GPUのパワー的にはゲーミングパソコンのような3D性能を望めないが、パフォーマンスを測るため、「3DMark」によるテストを実施した。
スコアは「Fire Strike」で1150、「Sky diver」で4503、「Time Spy」で428となった。グラフィックス処理はやはり高いスコアではないが、大きく劣るスコアではないというイメージだ。
実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲームのベンチマークでLIFEBOOK WU2/C3のパフォーマンスを見てみよう。おなじみの「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」でベンチマークをチェックしてみた。
実際にテストをしてみたところ、標準品質では「快適」、最高品質では「普通」という診断結果となった。負荷の低いゲームであれば十分快適に遊ぶことができる。
続いて、ドラゴンクエストXよりも高いグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者 ベンチマーク」もチェックした。
「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者 ベンチマーク」でも、標準品質では普通という診断となった。解像度を高品質にした場合には設定変更を要求されてしまったが、このレベルのゲームでも設定次第で遊べることがわかった。解像度を落とせばより快適にプレーできるだろう。
メインマシンとして十分なパフォーマンスを発揮
LIFEBOOK WU2/C3のポイントはやはり軽いこと。どこでも持ち運べるのはもちろん、快適に使えることがいちばんのメリットといえる。CPU内蔵のGPUでもグラフィックス面でそこそこのスコアが出ており、多少の負荷の高いソフトでもストレスを感じることはないだろう。
前機種である「LIFEBOOK WU2/B3」に比べてベンチマークのスコアは20~30%伸びており、全体的なパフォーマンスは十分なので、メインマシンとして活用できるといった印象だ。オフィスでも社外でもどこでも同じ環境で使いたいという人は検討すべきパソコンだ。
LIFEBOOK WU2/C3の主なスペック | ||
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標準スペック | 試用機のスペック | |
CPU | Core i3-8145U(2.1GHz) | Core i7-8565U(1.8GHz) |
GPU | インテル UHD Graphics 620(CPUに内蔵) | |
メモリー | 4GB | 8GB |
ストレージ | 128GB SSD | 256GB SSD |
サウンド | チップセット内蔵+High Definition Audio コーデック | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 | |
インターフェース | USB 3.1(USB Gen2)Type-C、USB 3.1(USB Gen1)Type-C、USB 3.0×2、SDカードリーダー、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、HDMI出力端子、有線LAN端子 | |
サイズ | およそ幅309×奥行212×高さ15.5mm | |
重量 | 約698g~約934g | |
OS | Windows 10 Home 64ビット版(Proも選択可能) |