Amazon Fire HD 8 キッズモデル(1万4800円)
2歳児くんの親をやっているアスキーの盛田です、こんにちは。まだ子どもにはスマホもタブレットもテレビさえ見せていません。「YouTubeを延々見ちゃうんだよね」という話も耳に入り、どうしたらいいかなーと考えています。
そんな中、アマゾンジャパンが7日、子ども向けの「Amazon Fire HD 8 キッズモデル」を発表しました。1万4980円、3月19日発売、対象年齢3歳以上。親のアカウント1つにつき、子ども4人ぶんのプロファイルを設定できます。
通常のFire HD 8(32GB)に、2年保証、専用カバー、子ども向け定額サービス「FreeTime Unlimited」1年分をセットにしたもの。価格は通常版より4000円高いですが、それぞれを別々に買ったり契約するより安くなる設定です。
注目はFreeTime Unlimited。知育教材を含めた数千点のアプリ・動画・電子書籍のコンテンツが月額980円(プライム会員なら月額480円)で使い放題になる新サービスです。Amazon Primeサービスの子ども版という感じです。コンテンツはダウンロードしておけばWi-Fiがないところでも使えます。
知育系では独占先行配信のこどもちゃれんじ監修「しまじろうの知育アプリ」、「しまじろうの英語アプリ」15種類などを配信。ディズニー、セサミストリートなどのキャラクターと英語を学べる学習系コンテンツも配信します。電子書籍は絵本、図鑑、歴史漫画などを中心に新刊書籍を配信します。
親は子どもが使いすぎないように利用制限もできます。
端末やアプリを1日にどれくらい使えるか時間を決めたり、子どもが寝る時間を決めておいて時間になったら使えないようにできます。「本を30分読んだら娯楽アプリを使っていい」などごほうびを設定することもできます。またFreeTime Unlimitedから年齢にふさわしいものだけ表示する設定にもできます。
FreeTime Unlimitedにはウェブブラウザーもありますが、初期はアマゾンが指定したサイトだけ見られるようになっていて、親が見られるサイトを追加することもできます。サイトから外部サイトへのリンクが貼られていても、親がリンク先のサイトを追加していなければ、リンクを踏んでも見られません。
なお使える時間などの設定を変えるにはPINコードを入力する必要があります。子どもにPINがばれないかぎり、勝手に設定を変更されることはありません。
Amazon Fire HD 8 キッズモデルはすでに海外で販売されています。アマゾンキッズ・ファミリー関連事業統括責任者カート・バイドラー Kurt Beidler氏によれば、全世界で1000万台以上売れていて、アメリカでもっとも売れているキッズタブレット(同社調べ)。もっともよく使われている年齢は6〜7歳だそうです。