バルセロナ開催「4YFN」に国内スタートアップ20社が挑む
MWC2019併催イベントで商談機会の提供などJETROが欧州進出をサポート
2019年2月25日~27日(現地時間)にスペイン・バルセロナで開催する展示会「4YFN」に、国内スタートアップ20社が出展する。これは日本貿易振興機構(JETRO)が募集した、スタートアップ支援プログラムの欧州イノベーション・ミートアップ「4YFN」によるもの。
4YFNは、スペイン・バルセロナで開催される世界最大級のモバイル関連イベント「Mobile World Congress」併催のスタートアップイベント。これから4年間の成長が期待されるスタートアップの発信を目的としている。2019年で6回目の開催となり、昨年は約600社のスタートアップが全世界から集まり、2万人の来場者が訪れた近年、注目を集めている展示会だ。
JETROは、参加スタートアップの欧州でのビジネス展開支援のため国内、バルセロナで現地アクセラレーターなどによるトレーニングプログラム、メンタリングを実施。4YFNの会場ではDemoスペースやピッチセッションを通した商談機会の提供、現地大手企業やVCとのマッチング支援などで欧州進出をサポートする。そのほか、Mobile World Congress本会場のツアーや投資家の前でのピッチなども予定されている。
今回出展が決まっているスタートアップは、学習型汎用人工脳「SOINN」技術を提供するSOINNや、ICタグを埋め込んだバッテリー不要の情報配信デバイス「スマートプレート」を開発したアクアビットスパイラルズ、IoTデバイス用に特化してプラスチックケースの製作を手がけるテクノラボなど20社だ。
4YFNの開催期間は2月25日から27日。会場は、スペイン・バルセロナのFira Montjuic。