性能・機能に一切の妥協なし、SIMフリーも登場
コンパクトスマホの理想形「AQUOS R2 compact」
シャープから、ハイエンドコンパクトなスマートフォン「AQUOS R2 compact」が発売された。メールやSNSの利用が多いビジネスユーザーから、片手だけで操作しやすく高性能なコンパクトスマホを求めるユーザーにとっても、まさに待望の製品だ。
最近のスマホは大画面モデルが多く、片手で使いやすいサイズのスマホは少ない。また、サイズこそコンパクトでも処理性能が低かったり、ディスプレー解像度が低かったりと、どこか妥協点がある端末が大部分だ。
しかし、「AQUOS R2 compact」はコンパクトな本体に、限界まで大きさと美しさを追求したWノッチ型のディスプレーや、最新のハイエンドスマホと同じCPUのSnapdragon 845を搭載。防水やおサイフケータイにも対応している。これまで満足できるコンパクトモデルの機種がなかったユーザーにとって“買い”のスマートフォンだ。この最高性能のコンパクトスマホの実力を見ていこう。
なお、販売はソフトバンク版に加えて、SIMフリーモデル「AQUOS R2 compact SH-M09」も追加された。動画やSNSを快適な通信速度で楽しみたい人から、いわゆる格安SIMに乗り換えて、毎月のスマホ代を抑えつつ高性能なスマホを使いたい人まで、利用スタイルを問わず購入しやすくなっている。
スマホ操作時にもっとも重要な片手での使い勝手だが、横幅64mmというスリムさに加えて、側面には握りやすく触り心地も良好なアルミフレームを採用。片手でしっかりと握って、親指だけで文字入力しやすい。また、重さもハイエンドスマホとしては最軽量クラスの135gを実現。胸ポケットやズボンにいれても重さが気にならず、肌身離さず持ち歩きやすいのはかなり便利だ。
シースルー液晶を採用したディスプレーは、上部のインカメラと下部の指紋センサーの両側まで表示領域を拡大したWノッチ形状を採用。コンパクトながらも5.2型の大画面を実現した。これにより、LINEやSNSアプリのほか、メールやブラウザーの表示面積がかなり広くなっている。また、発色が鮮やかで、解像度もフルHD+(1080×2280ピクセル)と妥協はない。シャープならではのハイスピードIGZOパネルを採用したことで、ブラウザーやマップといったアプリのスクロールを倍速駆動で滑らかに表示できる。
次のページからは、コンパクトな形状ながらも搭載を実現した、最新CPUのSnapdragon 845の処理性能や、気になる2260万画素カメラなどのハイエンド性能や、シャープならではの便利な機能について紹介していく。
